グウィズノ

【元ネタ】ウェールズ伝承
【CLASS】アングラー
【マスター】間桐慎二
【真名】グウィズノ
【性別】男
【身長・体重】174cm・67kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力E 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要となるが、
 膨大な魔力を必要とする能力など持っていない。

釣り:D++
 釣り人としての腕はそう優れていないが、
 簗を用いた鮭漁は宝具の効果かと言われる程の達人。

【固有スキル】
黄金律:B
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 大富豪でもやっていける金ピカぶりだが、散財のし過ぎには注意が必要。
 水を用いた攻撃でダメージを受けると、このスキルは失われる。

嘆息:A-
 果てしないやるせなさの籠った溜息。
 聴いてしまった者は気力が萎え、全能力がワンランク下がる“重圧”を受ける。
 ただし、本人が真っ先にその効果を受ける。
 このスキルは黄金律スキルを失った後にだけ使用できる。

【宝具】
『豊穣の大籠(ボトムレス・ハンパー)』
ランク:B 種別:特殊宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 ブリテン島13の宝の一つ、グウィズノ・ガランヒルの大篭。
 投入した魔力量を増幅して所持者に送り返す能力を持ち、
 所持者は事実上無尽蔵の魔力使用が可能となる。
 グウィズノ・ガランヒルの持っていた籠は、
 食べ物を入れて再び開けると百倍になっているとも
 無限の食物が湧いてくるとも言われる。

【Weapon】
『がま○つ・がま投競技スペシャル』
『十徳ナイフ』

【解説】
 『長脛の』グウィズノ。
 現在は海に沈みカーディガン湾になっている、という伝説の土地を支配していた人物。
 タリエシンの養父となったエルフィンの父。

 彼の王国は肥沃な大地を有する豊かな国であったが
 その全域が低地であり、堅固な石の堤防によって海からの洪水を防いでいた。
 しかしある日、水門の管理を任されていた男が宮廷の宴会で泥酔してその任務を怠り、
 夜間に起こった高潮によって堤防は決壊し王国は取り返しようもないほどに失われた。
 ウェールズで最も素晴らしい16の城塞都市は、殆どが破壊されて海に沈んだのである。
 グウィズノは辛うじて逃げ延び新たな宮廷を築いたが、勢威は以前と比ぶべくもなく
 かつての豊かさの思い出は彼をいっそ惨めな気分にさせるものとなった。
 その後は度々釣りや鮭漁をして過ごしていたと言う。
 国を飲み込んだ大洪水とそれを嘆く彼の嘆息とは、ウェールズの諺にもなっている。
最終更新:2016年10月02日 22:03