【元ネタ】日本・史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】眉輪王
【性別】男
【身長・体重】
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:A
サーヴァントとしての気配を絶つ。
完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。
ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
【固有スキル】
王殺:B
王を殺した事績により与えられたスキル。
同ランク以下の
カリスマを無効化し、王の属性を持つ者に与えるダメージが向上する。
勇猛:C
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
七歳で天皇殺しをやってのけた、日本史上有数の向こう見ず。
【宝具】
『一棺君臣(ひとひつぎにきみとやっこ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:50人
アサシンとアサシンを匿った円大臣、黒彦皇子を始めとした貴賤が焼死し、
骨が分別出来ずに同じ棺おけに入れられて葬られたことから。
アサシンの体から矛や盾や弓矢を構えた兵士たちが分身となって出現する宝具。
【Weapon】
『押木珠縵』
木の枝の形をした、金に玉を飾った冠。元々はアサシンの父の宝。
父の仇を討ったアサシンの腕力に加護を与え、1ランク上昇させている。
『無銘・大刀』
安康天皇の命を奪った剣。生前王族であった英霊を攻撃すると、1%の確立で即死させる。
【解説】
真名の表記は『日本書紀』から。『古事記』では目弱王。いずれにせよ当て字であり、蜷を指す。
(古代日本で、動物名や建物名由来の人名は珍しくない)
讒言により父を殺害し、母を正妻にしていた安康天皇が仇であることを知り、若干七歳で殺害。
歴史上二例しかない天皇暗殺を遂行する(記では斬殺、紀では刺殺)
その後、『古事記』下巻有数のDQNである
雄略天皇に攻められ、弁明も弁護も聞き届けられることなく、
その生涯を終えた(記では大臣に殺させ、紀では焼死している)
雄略天皇は実在がほぼ確実な最古の天皇であり、『古事記』下巻中の天皇で唯一神と語らった天皇で、
8~9世紀には事実上最古の天皇であるかのように扱われている。
アサシンは、時代的には神代と歴史の端境期に生きた英霊であった(西暦では450年~456年)。
最終更新:2016年10月02日 22:14