コサメ小女郎

【元ネタ】日本の民間伝承
【CLASS】キャスター
【マスター】ロシェ・フレイン・ユグドミレニア
【真名】コサメ小女郎
【性別】女性
【身長・体重】162cm・50kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷B 魔力B 幸運D 宝具D
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 自らに有利な陣地を作り上げる。
 “水中結界”の形成が可能。

道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。
 毒物の精製と調合を可能とする。

【固有スキル】
水棲:A
 魚の化身。また、水中への適応能力。
 水の中にいる間、俊敏が2ランク、その他のステータスがワンランクアップする。

魅了:C
 異性を惹きつける見目の美しさ。
 キャスターと対峙した者は、強烈な恋愛感情を抱く。
 相手の心理状態によっては抵抗できる。

自己改造:A+
 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
 人間を“捕食”すればするほど、キャスターの全パラメーターは上昇する。
 このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。

【宝具】
『酸鉈七本』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:2 最大捕捉:1人
 腹の中から発見された、七本の鉈。
 いずれも、キャスターに捕食された木こりが持っていた鉈であり、木こりの死体は骨すら残っていなかった。
 キャスターの胃の中の強酸がベットリとしみ込んだその刃は、
 斬り裂いたものをドロドロに溶かす。
 刃に概念を宿しているわけではないので、使えば使うほど酸性は薄れてゆく。
 だが、鉈を呑みこんで酸性を補給することで、再びその能力を発現することが出来る。

【解説】
 和歌山県日高郡は龍神村(現在は田辺市に併合)の民間伝承に登場する、数百年生きたアメノウオの化身である妖怪。
 龍神村はオエガウラ淵という淵に生息しており、その美貌を利用して男を誘惑し、
 水中に誘いこんで捕食する凶暴にして狡猾な妖怪であったのだが、
 ある時小四郎という青年の話術に嵌められ、七年間薪の灯りで飼い続けた鵜には敵わないことを自ら露呈させ、
 鵜に目を抉られて殺害される。
 類似したエピソードに、人間に化けて毒物の混入された食べ物を村人に勧めるという逸話もあるが、
 このエピソードに於いても、コサメ小女郎は鵜によって殺害される。
最終更新:2016年10月02日 22:19