伴善男

【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】伴善男
【性別】男
【身長・体重】
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力A 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 “工房”の形成が可能。

道具作成:E
 魔術的な道具を作成する技能。疫病除けの札を作成出来る。

【固有スキル】
話術:C
 言論によって人を動かしうる才能。ひたすら「正論」で押しまくるので始末におえない。

夢解き:C
 夢を解き明かし、運命を左右するスキル。よい解説はよい運命を、悪い解説は悪い運命をもたらす。
 キャスター本人の夢に使用することは出来ない。

神性:D
 神霊適性を持つかどうか。死後病の神となったが、移動する性質の為か社に祀られることはなかった。

【宝具】
『行疫流行大納言(ぎょうやくるぎょうだいなごん)』
ランク:B 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 死後、疫病を司る神となったキャスターが生前日本という国に恩を受けたことを思い出し、
 恐ろしい疫病が流行する予定であったのを咳の流行に変えたことに由来する宝具。
 聖杯戦争の開催地に存在する細菌やウイルス(ムーンセルでは参加者の妨害行為などをコンピューターウイルスと看做す)の被害を半分に抑え、
 残り半分に神秘を加えてばら撒き、聖杯戦争の関係者限定で被害を与える。都市民の半分に相当する被害を限られた人数に与える分、効果は大きい。
 時間が経過する程威力を増すが、逆に言えば開戦直後には大きな威力は期待出来ない。

『応天門の変(おうてんもんのへん)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人
 キャスター自身を葬り去った、古代の名門氏族大伴氏(伴氏の前身)の名を冠した門の炎上を再現する。
 飛び散る火の粉は無辜の存在に対してダメージを与え、「正しく」生きた者ほど被害が大きい。
 この場合の「正しさ」は所属した陣営におけるものであり、悪名高い英霊も該当する場合がある。
 火の粉の数と燃え盛る炎は時間の経過と共に門が燃え尽きる時まで増加を続け、
 キャスター自身にもダメージがあるが、結果が流罪であった史実を反映して、宝具自体が「とどめの一撃」となることはない。
 生前称えられ、愛された、「真の英雄」や聖人、確信犯的な英霊への切り札と成り得る宝具。

【Weapon】
『無銘・大刀』

【解説】
 平安時代の公卿(811~868)。通称、伴大納言。説話化した情景を描いた『伴大納言絵巻』で知られる。
 応天門放火事件の首謀者として伊豆に流されたが、これは冤罪説が有力。
 祖父の継人も藤原種継射殺事件の実行犯とされたが、これまた冤罪説が有力である。
 父の国道が祖父に連座して一時佐渡に流されるなど不遇をかこっていたが、
 五男のキャスターは才能を活かして仁明天皇の信任を得ると、最初に大内記になってからわずか7年で公卿(上級貴族)となる。
 これはキャスターを有罪とする正史も特筆するところで、見た目よし、才能あり、
 ただし才能があった為か他人の欠点に厳し過ぎたので人望を欠いたと、長所・短所を並べている。
 自分にも他人にも厳しいという、よくも悪くも風紀委員的な秩序・善の英霊。
最終更新:2016年10月02日 22:56