【元ネタ】河童封じ地蔵伝承
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】堂丸総学
【性別】男性
【身長・体重】180cm・82kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷D 魔力A 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
悪しき者を遠ざけ、邪念を払う“大結界”の作成が可能。
“大結界”内では精神に干渉する能力を完全に無効化できる。
道具作成:C
魔力を帯びた器具を作成できる。
数珠等の仏具の作成に優れる他、『虚空蔵菩薩』に打ち込むための鉄釘の作成が可能。
【固有スキル】
怨霊調伏:A
“臨兵闘者皆陣列在前”の九字が成す、邪悪な呪いへの抵抗呪文。
成功すれば敵の魔術を封じ込められる。
またその特性上、魔物、妖、怨霊の類には高い効力を示す。
透化:C+
精神面への干渉を無効化する精神防御。
異性や金品、魔術などによる誘惑を退け、どのような恐怖や威圧にも屈しない。
武芸十八範:C
修行、鍛錬によって練り上げられる武の極み。
剣術、槍術、棒術、体術などの武芸に精通し、武器による不得手が存在しない。
【宝具】
『若松河童地蔵』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大補足:1000人
修多羅、頓田の河童の集団を封じた地蔵尊。通称、「河童地蔵」。
坐禅を組み、一心に念仏を唱えることで、地蔵に菩薩の一人『虚空蔵菩薩』の力を降ろす。
その後地蔵の背に一寸の鉄釘に打ち込むことで、地蔵に降ろした
『虚空蔵菩薩』の力を借り受け、対象を地蔵内に封印する。
封印難易度は対象の保有する粛清防御の高さに比例し、より長い念仏が必要となる。
【Weapon】
『無銘・仏器』
錫杖、独鈷、数珠を初めとする仏具。
『鉄釘』
一尺もある鉄釘。河童を封じ込めるため、『虚空蔵菩薩』の背に打ち込んだ。
元は村の鍛冶屋に作らせた鉄釘であるが、現在は道具作成スキルにより総学一人で制作可能。
【解説】
若松区高塔山の頂上で河童達を封じ込めた山伏。
昔、高塔山にある清らかな池を取り合い、頓田と修多羅の河童が縄張りを繰り広げていた。
ある年、酷い日照りが一帯を襲い、多くの池や川の水が干上がったが、高塔山の池だけは枯れなかった。
残されたたった一ヶ所の水を巡り、河童達が大戦争を始め、麓の村も巻き添えを喰って酷い被害を被った。
この噂を聞いて堂丸総学は、苦しむ人々の為に高塔山の河童も自らが封じようとやって来た。
総学は1尺(約30㎝)の大きな鉄釘を作り、山頂にある地蔵像の前に座って、河童封じの祈禱を始めた。
これに驚いた河童達は、総学の祈りを辞めさせようと、美女になって誘惑したり、金銀財宝を見せつけたり、
挙句には大蛇や大河童に変じて総学を襲ったりしたが、総学は動じずに祈り続けた。
そして満願の日……総学は地蔵像の背がたった一ヵ所だけ、豆腐のように柔らかくなっている事に気が付いた
気合いと共に釘を地蔵像の背につき立てると次の瞬間、総学に襲いかからんとしていた河童達は、1匹残らず姿を消した。
こうして、高塔山の水は麓の村人達のものとなり、村々に平和が訪れた。
最終更新:2016年10月02日 23:08