ムキウス・スカエヴォラ

【元ネタ】『ローマ建国史』
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ムキウス・スカエヴォラ
【性別】男性
【身長・体重】179cm・83kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運C 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:A
 完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。
 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【固有スキル】
戦闘続行:C
 生還する能力。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、重傷を受けても生き延びる。

破壊工作:C
 戦闘を行う前、準備段階で相手の士気をそぎ落とす才能。
 状況によっては講和に持ち込むこともできる。

【宝具】
『我が左手に掴む栄誉(スカエウォラ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:-
 右手に刻まれた魔術刻印を消費することで発動する“仕切り直し”。
 戦況と条件値を初期状態に戻す。また必要ならば令呪並みの強制力によって帰陣できる。
 ただし右手は魔術刻印が再生するまで使えなくなる。

【Weapon】
『肝玉焼印(ポルセナシール)』
 アサシンの右手を取り巻く炎色の魔術刻印。使うと色を失い火傷の痕のように見える。
 再生には並の魔術師で丸一日かかる。

『グラディウス』
 普通の剣。ローマ共和国からの支給品。左利き用。

【解説】
 ガイウス・ムキウス・スカエウォラ。
 共和制に移行したローマは、追放された王タルクィニウスの同盟者ポルセンナに苦しめられていた。
 ついにローマを包囲したこのエトルリア王を打ち倒すため、三百人の若き志願者がくじを引き、
 最初に選ばれたのがこのガイウス・ムキウス・コルドゥスであった。
 エトルリア人の服を着て忍び込んだムキウスだったが、ポルセンナの顔を知らず、別人を殺して捕まってしまう。
 ポルセンナに詰問されるムキウス。しかし自ら右手を松明に押し当て滔々と啖呵を切ってみせると、
 その勇猛さに感服した王は剣をムキウスに返し、彼は左手でそれを受け取った。
 後にエトルリア王ポルセンナはローマと和議を結ぶが、スカエウォラの活躍はそれを助けたとされる。
 ムキウスはスカエウォラ(左手)の名と、その功績によってティベレ川対岸の土地を得た。
最終更新:2016年10月03日 22:07