【元ネタ】史実、春秋戦国時代
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】李信
【性別】男性
【身長・体重】181cm・70kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力E 幸運A+ 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
寡兵運用:B
普通の軍略とは異なる、少数対多数を想定した戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
この補正は、自陣営と相手陣営の能力の間に存在する彼我の差が深ければ深いほど強力になる。
ただし、能力差を埋めても意味がない兵力差の前では無意味となる。
戦闘続行(偽):B
往生際の悪さではなく、窮地を脱せられる運の良さ。
決定的な致命傷を受けない限り、“運良く”生き延びる。
【宝具】
『燕追・金剛剣(イェン・チーツゥ・チェン)』
ランク:C 種別:対城宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:100人
1000の寡兵を率いて燕太子姫丹を追撃し、討ち取った逸話の具現。
“剣”と“軍勢”を兼ねる1000の軍勢を召喚し、行使する。
それらの軍勢は、絶えず密集陣形を崩さず可動し、
突撃は“刺突”として、斜陣掛けは“薙ぎ払い”、ないし“撫で斬り”として機能し、接触したものを割断する。
これにより、剣としてはあり得ない規模の一斬と、軍勢としてはあり得ないほどの低燃費を実現しているが、
軍勢としてはほぼ機能しないため、複雑な運用は不可能である。
『機があるならば何度でも(セカンドチャンス・コンバート)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
項燕に大敗し、軍の大半を失っても粛清されず、
その失敗を挽回して子孫を繁栄させた李信の家系の象徴。
この宝具は、“窮地の挽回”を全面に押し出す宝具として機能し、
HPが1割を切った時点で自動発動し、発動ターンのみ、
セイバーが受けるいかなるダメージをもディスペルし、時間を稼ぐ。
【Weapon】
『無銘・剣』
この時代は矛や戈を用いるのが一般的であったが、
補正によって剣がセイバーの装備になっている。
だが、秦王嬴政より将軍の任とともに賜わった名剣なので、
無銘ながら高い神秘を有している。
【解説】
春秋戦国時代の秦国の将。
前漢時代の弓聖・李広の先祖でもある。
生まれは轍侯の家系とも、趙将・李牧の親戚ともされ、
若年時から嬴政にその勇猛さと並みはずれた武勇を買われて将軍の任を任される。
その後は燕の攻略に乗り出し、寡兵を率いて太子丹を討つ大活躍を挙げるが、
翌年の楚侵略軍議にて勇猛とも無謀とも取れる策を提示し、これが受け入れられて結果、楚将・項燕に大敗。
結果、おいしいところは全て王翦に持って行かれた。
その後すぐの詳しい事は史記には記されてはいないが、
歴史的大敗から4年後の斉侵攻には王賁、蒙恬とともに参戦しており、
それまでに全ての汚名を返上したことが読みとれる。
このことから、李信のことを“失敗者”と罵る者も多いが、彼ほど“挽回”できた将はいないと言って過言ではない。
李信の生涯と後の李氏の繁栄ぶりを見て、これだけは言える。
李氏よ、ホントによく生き延びたなと。
あと、“キングダム”では主役をやっている。
最終更新:2016年10月03日 23:08