【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】滋岳川人
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:C
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 小規模な”工房”の形成が可能。
道具作成:D
魔術的な道具を作成する技能。
それ自体に魔術的効果のある
陰陽道の書を執筆出来る。
【固有スキル】
陰陽道:B
大陸の陰陽説・五行説に天文や暦の知識を加えて成立した、日本独自の魔術体系。
倒すことより逃れることに向いており、神や鬼が来ても隠形や護身で災厄を免れる。
ただし、キャスター存命中はまだ諸々の要素が統合されておらず、陰陽道という用語もまだ使用されていなかった。
気配遮断:B
サーヴァントとしての気配を絶つ。 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。
直接攻撃に移らず、宝具任せにしておけば感知されないまま勝利することも可能。
仕切り直し:C
戦闘から離脱する能力。人外の存在の追跡からも逃れることが可能。
また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。
自己保存:D
攻撃態勢に移らなければ、並の英霊の流れ弾程度では致命傷にならない。
【宝具】
『田邑地神(たむらのつちのかみ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
田邑の地に文徳天皇陵を占定した際、手順を誤ったことで祟りが恐ろしいことで有名な地神の怒りを買い、
深草と嵯峨で二度に渉って急死に一生を得て生まれた宝具。
発動直後とその次に日付が変わる時の二度、怒れる地神達を再現した軍勢が出現すると周辺にいた者全てをなぎ払う。
この際、キャスターとマスターも動けば地神に気付かれ、攻撃の対象とされてしまう。
【Weapon】
『無銘・大刀』
『無銘・馬』
陵墓選定の際に乗り、大納言と轡を並べていた時の馬。
【解説】
9世紀に活躍した陰陽師(?~874年)。最終的に従五位上まで上った。
それまで陰陽寮の長官である陰陽頭は陰陽師以外の普通の事務官僚も登用されていたが、キャスターが陰陽博士から陰陽頭となって以後、
陰陽師自身が頭を務めるようになり、政治的な面からも陰陽道を主導した。
実技のみならず学問的な面にも優れていたことは、早い段階で多くの著作を残したことからも推測出来るが、卒伝に記載がある宿曜や遁甲の著作全てが現存しない。
逸話では地神の接近を知ってぶるぶる震えてみせたり、自分の失敗に巻き込んでおきながら大納言安倍安仁に自分の腕があったから助かったのだと自慢してみせたり、
小市民的な意味で人間味のある人物として描写されている。運は悪いが、悪運は強い。
聖杯への望みは、散逸した著書の復活に基づく陰陽道の復興。
最終更新:2016年10月04日 12:03