【元ネタ】史実、論語
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】孔子
【性別】男性
【身長・体重】216cm・141kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力A 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 易の精度を飛躍的に上げる“卦陣”を形成することが可能。
【固有スキル】
易:A+
 六十四卦から宇宙の動きすべてを読み取り、
 運命を察知する儒教の魔術体系。
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 儒教に於いて、
堯舜三代に次ぐ聖人として熱烈な崇拝を受ける。
 西洋の聖人とはまた違った「人越者」としての神性。
カリスマ:A+
 大軍団を指揮・統率する才能。ここまでくると人望ではなく魔力、呪いの類である。
 
【宝具】
『獲麟玉書(かくりんぎょくしょ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:100人
 魯の陬村で殺された麒麟が吐き出した玉書。
 この書に宿るのは天下と民意の乱れ、秩序の終焉の概念であり、
 神が乱世に、徒に賜わした神造の書。
 獣類の長たる麒麟の魔力を有しているが、
 その魔力は攻撃ではなく英雄の功績否定に特化しており、
 多くの屍を積んで構築されたスキルや宝具、霊格などを劣化、封印する。
【Weapon】
『無銘・剣』
 春秋時代にスタンダードであった青銅製の剣。
 儒教は武器の正しい使い方を押し広げ、戦争によって荒廃した地の平和を促した。
【解説】
 儒教の始祖とされる春秋時代の魯国の賢人。
 本名は孔丘で、字は仲尼。ラテン表記はConfucius
 儒教を説き、春秋戦国の無秩序に真のヒューマニズムを説いた。
 商(殷)王朝の血を引いているとされることがあるが、父の代ではすでに魯の貧乏貴族に甘んじており、
 多くの場合ではそれほど貴い身分ではなかったことが推測される。
 幼くして両親を失うが、政治に不可欠な礼を独学で修め、21歳で私塾を開くまでになる。
 20代のうちに政治的にも重要なポストを賜わるものの、魯公、季孫氏間の勢力争いや、
 政治の中に礼が損なわれていることに失望し、魯・昭公一派らとともに斉国に一年間(七年とも)亡命。
 52歳のころには斉の名宰相・晏子の計略を見抜いた功績により、
 司法を司る最高位官位である大司寇の任を時の魯公より賜るが、その後まもなく国政に失望して弟子とともに出奔。
 13年の亡命期を経て魯に戻り、史書整理の任に就くのだが、
 “論語”によれば史書整理の任に就いて3年後、天下が平和な時期にのみ現れるとされる神獣・麒麟が、
 気味の悪い獣として捕獲、殺害されたことにショックを受けて任を辞し、ほどなくして孔子も亡くなった。
 孔子の死後数百年を経て儒学は日の目を見たが、同時に儒者たちは分裂し、
 魯国も戦国末期に楚国の侵攻によって滅亡した。
最終更新:2016年10月04日 12:08