エヴニシエン

【元ネタ】マビノギオン『スィールの娘ブランウェン』
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】エヴニシエン
【性別】男
【身長・体重】201cm・118kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力E 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:C
 幸運と魔力を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
 言語能力を失い、複雑な思考ができなくなる。

【固有スキル】
蛮勇:C
 後先を省みない攻撃性。
 同ランクの勇猛効果に加え、格闘ダメージを向上させるが、
 視野が狭まり冷静さ・大局的な判断力がダウンする。

心眼(偽):D
 本能的な危機察知。

【宝具】
『四片・黄泉往還(フラグメント・グラール)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 生前のバーサーカーの行いによりブリテン島から失われ、
 彼がその最期に心臓を張り裂けさせながら砕いた『再生の大釜』の欠片。
 四つの欠片を一つ消費するごとに心臓破壊の呪詛を、
 四つまとめて消費する事で大釜本来の蘇生能力を一度だけ行使できる。

【Weapon】
『無銘・両手剣』

【解説】
 ベンディゲイド・ブランの異父弟、ユーロスウィドとペナルドゥンの子エヴニシエン。
 自分に相談無く妹ブランウェンを嫁がせたと怒り、
 妹婿であるアイルランド王たちの馬を散々に傷つけた事により
 ブリテン島とアイルランドの間に不和をもたらした。
 ブランが『再生の大釜』を含む多大な賠償を支払った事で和解は成るが、
 後にアイルランドの廷臣たちが再びこの件を持ち上げ、
 恥を濯ぐためと称してブランウェンに恥辱を与えた事から両国間の戦争が勃発。
 アイルランド側がブランにその巨体を収められる館を捧げ、アイルランドの王権を
 マソルッフとブランウェンの子グウェルンに渡す事で和議が成立しようとしたが、
 エヴニシエンが突如この甥を炎に投げ込み殺害した事で両軍壊滅にまで至る戦いとなった。

 偽りの和議の場に隠れ潜んだ伏兵を看破し握り潰して皆殺しにする、
 アイルランド軍の死体に扮して大釜に入りこれを破壊してブリテン軍の勝利に貢献する、と
 戦いに限れば活躍するがそもそも本人が戦いの原因という人。
 こんな大乱を引き起こしてしまった負い目を何としても拭わにゃあならん、
 と言って大釜破壊に向かうあたり粗暴ではあっても邪悪ではない。のかもしれない。
最終更新:2016年10月04日 12:48