【元ネタ】中国・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】東方朔
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:A
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。その様相は崑崙山の仙宮を彷彿とさせる。
道具作成:C
魔力を帯びた器具を作成できる。中国の神仙に関する道具を作り出すことが可能。
だが熱中すると手が止まらなくなる。生前のキャスターが初めて作成した上書は竹簡で三千枚もあり、
武帝は読み進める度に筆で印をつけ、読破に二ヶ月を要した。
【固有スキル】
仙術:B
東方世界に伝わる、神仙の繰る神秘。
詩・書・諸子百家の言に精通し、奇獣が出現すれば何の予兆かを言い当て、後世神仙扱いされた。
怨霊調伏:C
始皇帝の長城建設に従事させられた人々の憂いが形をなした、「患」という妖怪に酒を注いで消した
ことから得たスキル。判定に成功することで、相手の魔術を封じることが出来る。
勇猛:C
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
本人が勇猛だと言って武帝に自薦したというから、間違いなかろう。
話術:C
言論にて人を動かしうる才。常識に外れた行為であっても、故事を引用して相手を丸め込む。
【宝具】
『采陰補陽(さいいんほよう)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
キャスターの時代より後に成立した道教の修行法であり、いわゆる
房中術。
キャスターが都の美女をとっかえひっかえしていたことから、後世にこの術の実践者と看做された。
女性サーヴァントと交わることで、新たなスキルの獲得やステータスの上昇を可能とする。
手段は強姦・和姦を問わないが、性技で処女や聖女でも篭絡することが出来る。
『仙桃三果(せんとうさんか)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:100人
三千年に一度しか実をつけないという、仙桃が成る桃園を出現させる。
桃の中に隠された、かつてキャスターが西王母から盗んだという三つの仙桃が魔力を供給。
キャスターのHPをランダムで通常の3~10倍に増加させる。
結界内でのHPの減少に伴って仙桃は衰え、HPが一旦全部削られると仙桃一つと共に結界は消滅し、
三度仙桃が実を落とすと、以後は通常HPの3倍まで効果が落ちる。
また、カラクリが分かれば仙桃を敵サーヴァントが実力行使で落とすことも可能。
【Weapon】
『無銘・剣』
『無銘・戟』
生前は武帝の護衛官として、戟を手にしていた。
【解説】
前漢の武帝に仕えた官人(前154~前92)。字は曼倩。斉の人。
司馬遷と同時代人であるにも拘わらず、『史記』には常人離れした逸話が多く記録されている。
その伝は機知に富んだ人々の伝が収録された「滑稽列伝」に収められているが、
あまりに奔放であったため、死の間際にまともなことばかり言い出した時には、武帝に心配されていたという。
後世、李白によって謫仙(地上に流された仙人)と呼ばれ、多くの伝説が生まれた。
日本でも金春禅鳳が作った能の演目に『東方朔』があり、画題としても単独ないしは西王母と一対という形でしばしば取り上げられた他、
日本の八百比丘尼と出会った伝説も残されている。
最終更新:2016年10月04日 12:52