張良

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】張良
【性別】男性(男の娘)
【身長・体重】159cm・46kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:D
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”結界”の形成が可能。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。
 神仙紛いの器具なら作成することが可能。

【固有スキル】
王佐の才:A+
 王器を持つ者を補佐する才能。
 己に相応しい王者に仕えることで、互いの欠落を補完するスキル。
 カリスマの影響下にある場合のみ、あらゆる判定に有利な補正が与えられる。
 後世では、王を補佐する者の鑑とされることが多い。

奇門遁甲:A+
 式占、呪術、兵法を兼ね備えた特殊な魔術スキル。
 元は運命を読み取り、凶運を吉運へと好転させる事を目的とする道術である。

魅了:C
 同性さえも色を覚えるほどの美しさ。
 張良と対峙した者は彼に対し、強烈な恋愛感情を懐く。
 相手の心理状態や感情によっては抵抗できる。

【宝具】
『覇道示す仙よりの黄石(ホワン・シー・ザン・リャン)』
ランク:A 種別:結界宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:100人
 黄石公の予言通りに、後世に手に入れた黄石。
 真名解放によって、『太公兵法書』に黄石の魔力炉心を組み込み結界を展開、
 疑似的な神仙エネルギーによって周囲にいる自軍の兵士を覆い尽くす。
 この結界宝具によるエネルギーの影響を受けた者は、飽く迄疑似的なものではある物の、
 一時的に“神仙”化し、魔力の消費率が完全にゼロに抑制される。
 その間の魔力消費は炉心が賄うが、任意で宝具対象外の者へと押し付けることも可能。
 だが、炉心の魔力を多用し続けると、黄石はいつしか限界を迎え、オーバーヒートを引き起こす。
 そうなってしまうと、冷却期間中は宝具の真名解放ができなくなってしまう。

【Weapon】
『太公兵法書』
 張良が黄石公より受け取った兵法書。
 太公望・呂尚の軍才を神秘として宿している。

【解説】
 漢帝国に仕えた臣で、蕭何・韓信と並ぶ劉邦三傑が一人。
 もとは戦国七雄が一国、韓の名士の一族であるが、秦によって韓は滅ぼされてしまう。
 官位に就いていなかったために生き延びた張良は、秦と始皇帝に深い怨念を抱き、復讐を誓う。
 全財産をはたき、家族さえも蔑ろにして反乱因子を募り、怪力無双の男を雇って、
 一度は始皇帝暗殺を実行するが失敗。
 指名手配を受け、下邳に身を隠している間に、隠者(仙人とも)黄石公から太公望・呂尚の兵法書を受け取る。
 十年間身を隠しているうち、黄石公に示唆された「十年後に覇王を助ける」という進言を頼りに、
 楚で反秦運動が苛烈なものとなった時にその人物を頼りに駆けつけるが、
 その道すがらに、当時はほとんどギャングであった劉邦一向に出会い、
 その並々ならぬカリスマ性を見抜いて門下に加わる。
 そこから項羽らとともにあっという間に秦を滅ぼすと、楚漢戦争では軍略面で脆弱な劉邦を、
 他の三傑とともによく助け、遂には劉邦を覇者へと押し上げた。
 晩年は呂后の粛清を恐れてか、神仙に傾倒して家に引きこもる日々を送っていた。
 司馬遷が彼の肖像を見て「まるで婦女子だ」とこぼしたほどの容姿であることでも知られる。
 それにしても、色々な意味で劉邦のチート抱え込み率は凄まじいとしか言いようがない。
最終更新:2016年10月04日 17:55