【元ネタ】中国神話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】舜
【性別】男性
【身長・体重】180cm・81kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力A 幸運A+ 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:EX
 四凶権能“饕餮”によって絶対的な抗魔力を発揮する。
 ただし、魔術を“喰って”いるだけなので、
 広範囲魔術攻撃の場合、助かるのは舜だけである。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
魔眼:A+
 罪顕の魔眼“重”を所有。
 対峙した者の“在りかた”から“魔性”を強制顕現させ、
 最高で魔獣化、最低でも“無辜の怪物”習得にまで持ち込ませる。
 この魔眼には対魔力や単純なパラメーター値では抵抗できず、
 単純にその人物の“在りかた”が、“天下の仁”に背いていないことが抵抗条件となる。

神性:A
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 儒教における最高位の聖人であると同時に、一部文献で嚳帝と同一視される。

【宝具】
『凶統べし王権(シージャン・シーツィ・リンダオ)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:400人
 神の血族さえも凶獣に零落させ、辺境の地へと流刑に処した舜帝の功績。
 支配下に於いている四凶の属性を、舜自身の“聖”属性によって性質の違うなモノへと移行させ、
 飛翔・風力操作、絶対的力の行使、魔術“捕食”能力などを獲得する。
 なお、宝具の性質上“渾沌”の権能を“聖”属性の神秘として行使することも可能だが、
 “何が起こるかは分からない”ので、発現の際には注意が必要。

【Weapon】
『皁遊旗』
 夏の初代帝・禹の腹心である大費に与えられた黒い旗。
 大費は、舜の時代より二千年後に中原を制する“秦国”の祖先とされている。
 仮に大費がサーヴァントとして現界した場合は、彼の宝具となり得るほどの神秘を有する。

『無銘・鳥獣群』
 大費によって、舜帝に忠誠を誓うよう調教された獣たち。

【解説】
 三皇五帝のうちの、五帝の一角に数えられることが多い神代の帝。
 姓は姚、名は重華。顓頊帝の末裔とも、
 王国維などによれば嚳と同一視されることもある。
 母を早くに亡くし、父や継母とその連れ子らと暮らしていたのだが、
 彼らからは忌み嫌われ、隙あらば命を奪おうとする策略に嵌められ続けていた。
 それらの策略を悉く躱し、それでも彼らに忠を尽くす様が、時の帝たる堯にまで知れ渡り、
 彼によって人格を試され続けた末に、臣として引き抜かれるまでに至る。
 宰相となり、堯からの禅譲を受けて帝位に就いた。
 60代で帝となった後には、大洪水を収めるために禹を、楽官に夔を起用し、
 農業部門などの開拓、不才の帝子を四方に追放するなど、その功績は計り知れない。
 39年の在位の後、遠征中に死去した。
 一説には田斉の祖先であるともされている。
最終更新:2016年10月04日 18:07