【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】鞍作得志
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力B 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
小規模な”工房”の形成が可能。中ではキャスターの医療の効果が増す。
道具作成:D
魔力を帯びた器具を作成出来る。特に医療器具の制作に優れている。
【固有スキル】
魔術:B
人と会話して針を授けるという、もはや虎と言っていいのか分からない存在で
ある虎から伝授されたという古代朝鮮の魔術。
枯れ山を緑の山に変え、土を水に変えたという。
外科手術:D
戦場で受けた傷に対し、応急処置を施すことが出来る。
「ツボ」を針で突くことによる暗殺も可能。
動物会話:D
言葉を持たない動物との意思疎通が可能。
相手にある程度の霊力があれば、交渉を円滑化させることが出来る。
【宝具】
『万治の針(よろずいやしのはり)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:30人
朝鮮で虎から授かったという、あらゆる病を癒すことが出来る針。
現代医学では治らない病に対処出来るばかりか、肉体の欠損や精神由来の肉体の不能、空間に放たれた毒気や瘴気までも排除出来る。
虎に奪われたという逸話から、虎の毛皮を着用した者や虎の属性を持つ者、
虎の爪や牙につけられた傷には効果が及ばない。
【Weapon】
『無銘・針』
大小様々な針。本来は医療用だが、刺突・投擲用の武器としても使用可能。
【解説】
『日本書紀』の中で、大化の改新直前の記事に登場する人物。
当時の朝廷は朝鮮半島や隋に僧俗の留学生を派遣することに熱心であり、渡来系で技術を司ってきた氏族出身のキャスターも朝鮮へ渡った。
そして同地でどこをどうしたものか虎を友とするようになり、術を学ぶ。
役小角も朝鮮へ渡って虎の姿をしていたというが、同根の伝承か。
虎はキャスターにあらゆる病を癒すという針を与え、キャスターは柱の中に秘蔵していたが、ある日何故か虎は柱を割り、針を取り出して去ってしまう。
針を失ったキャスターは帰国しようとしたが、その力を恐れた現地の朝廷によって毒殺され、故国で功績を挙げることは叶わなかった。
最終更新:2016年10月04日 21:27