【元ネタ】北海史・欧州伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】クラウス・シュテルテベーカー
【性別】男性
【身長・体重】190cm・106kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運D 宝具C+
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:D
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
【固有スキル】
嵐の航海者:A+
船と認識されるものを駆る才能。
集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、
カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。
戦闘続行:A
往生際が悪い。
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
【宝具】
『仲間を救う最期の十一歩(イレヴン・フィート・オブ・ザ・セイヴィング)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:11人
シュテルテベーカーの部下思いの美談の具現。
致命傷を負い、ライダーが限界不可能となった時点で発動し、
救われるべき11人分の魔力を、ライダーが護りたいと思った人物たちに纏わせ、
それぞれ“1回”だけ、その人物をあらゆる攻撃から護る。
なお、必ず補足人数分に魔力を纏わせるわけではなく、
数が少ない場合は1人に数人分纏わせることもできる。
【Weapon】
『狂犬号』
シュテルテベーカーの気性の荒さを表した海賊船。
船の中には、ライダーを慕いともに処刑された100人以上の部下たちが亡霊として蠢いている。
『無銘・斧』
【解説】
約三年前、ハンブルク歴史博物館からその遺骸である頭蓋骨が盗まれたことでも有名となった、
十四世紀末から十五世紀にバルト近海で最も恐れられた伝説的な海賊。
北海やバルト海で交易船の乗組員として働いていたが、
その当時の就労環境に耐えかねて、賛同者らとともに船を乗っ取ってそのまま海賊となった。
シュテルテベーカーの海賊団は、リーダーが複数いたのだが、
その中でも彼の人望は他のリーダーよりもぬきんでていた。
主にデンマーク商船を襲い、デンマーク、ノルウェー連合と開戦中であった
スウェーデンをそれによってしばしば助けることもあった。
だが、それでも海賊であるがゆえに忌み嫌われ、チュートン騎士団らに追われるうちに1400年の捕らえられ処刑された。
大変な部下思いであったことでも知られ、最期に「斬首後に歩いた歩数分だけ部下を助けてくれ」と処刑人に請うた。
……クラウス・シュテルテベーカーは、それから十一歩も歩いた。
…………だが、騎士団はその約束を守らず、普通に部下も処刑した。
最終更新:2016年10月04日 21:29