【元ネタ】中国神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】龍母
【性別】女性
【身長・体重】148cm・40kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力B 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:B
小規模ながら自らの廟を建造できる。
これによって信仰を得た場合、後発的に信仰補正を得られる。
道具作成:-
宝具による召喚能力を得た代償に、道具作成スキルは失われている。
【固有スキル】
神性:C
神霊適性を持つかどうか。
龍たちの母として広く信仰を集めた古い気象神、祖先神である。
雨乞い:A
天に祈り雨を降らせる能力。
Aランクでは天候をかなりの自由度で操作することができる。
本来は龍の力によるものなのだが、神格化に伴い自前の能力になった。
百獣受胎:E
母神権能により我が子の能力を一時的に向上させる。
龍の加護により所持している。
本来は龍母程度の格では所持することもかなわない高等スキル。
もしもライダーのクラスで呼ばれた場合、龍への騎乗を可能にする効果もあった。
【宝具】
『温媼小竜(おんおんしょうりゅう)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:5体
龍母が川から拾い帰って龍たちを生んだ白石。
またはそれを触媒として召喚される五匹の龍。
孝行の徳と水神の神性を持った彼らは一致団結して龍母の守護に励み便益を図る。
龍は人の姿を取ることもあるが、その場合何故か学者風の風采となる。
龍だけあって霊格は高いが、戦力としてはランク相応である。
【解説】
西江の近くに生まれた温氏の娘は、河で大きな白石を発見した。
白い石は実は卵であって、中から五匹の蛇が生まれたので、彼女は蛇を育てた。
蛇は成長するに従って川で魚を取ってくるようになり、やがて蛇は龍に転じた。
村が干ばつに見舞われた時、龍たちに頼んで雨を降らせてもらってからは
彼女は龍母、または神人と呼ばれるようになった。
噂を聞きつけた始皇帝は金と翡翠を送って彼女をまねこうとしたが、
龍母はこの時既に老齢虚弱であった。龍たちは母を案じて彼女の移動を恐れた。
役人は彼女を船に乗せたものの、龍たちが船を止めたために、結局当局の方が折れた。
龍母が死んだ時、龍たちは悲しんで五秀才の姿をとって、母を珠山の北に埋葬した。
龍の親孝行は美談として早くから知られ、龍母廟は秦漢時代から建てられている。
中国では水神、親子の守護女神として人気があるらしい。
普通女性の名は残らないものの、温鳳嬌だとか温天瑞が彼女の名だという。
百越族だとか、ドラゴントーテム文化の反映だとか、出生地は今の河源市などともいう。
いくつかの異説がある。また白族には別の龍母神話が伝わる。
最終更新:2016年10月04日 21:57