【元ネタ】 史実
【CLASS】 キャスター
【マスター】
【真名】 アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
【性別】 男性
【身長・体重】 188cm・72kg
【属性】 秩序・善
【ステータス】 筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:E
小説化として、自らに有利な陣地を作り上げる。
簡素な”書斎”の形成が可能。
道具作成:D
魔術的な道具を作成する技能。
魔術は習得していないものの、執筆した小説は確かに神秘を宿す。
【固有スキル】
騎乗:D+
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
更に航空機を乗りこなす際、有利な補正が掛かる。
高速詠唱:C
魔術詠唱を早める技術。
テグジュペリの場合、魔術ではなく執筆速度に影響する。
勇猛:D
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を減退する能力。
【宝具】
『心の中の王子様(レ・プチ・プランス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:‐ 最大捕捉:1人
大人には『かつて』を、子供には『いずれ』を見せる、
テグジュペリの傑作『星の王子様』の生原稿。
読んだ者の心を『かつて』もしくは『いずれ』へと吹き飛ばす。
移ろった心に合わせ肉体も変容し、能力も相応の物へと変化する。
【解説】
フランス生まれの作家にして操縦士。1900~1944年。
文学への関心と共に空への憧れを持ち陸軍飛行連隊に志願。
軍用機操縦士となるもいくつかの理由により退役、
その後職を転々とした後、郵便輸送会社のパイロットとして採用される。
パイロットとしての体験を元に1926年作家デビュー。
しかしこの後の作品も基本的には大人向けの物である。
就職していた輸送会社を退社した後は飛行機乗りとして
世界各地で記録や大会などに挑戦する日々を送る。
そのさなか1935年、長距離飛行の挑戦中に砂漠へと不時着。
5日彷徨った後、偶然隊商に助けられ九死に一生を得る。
その後第二次大戦がはじまると再び兵役に志願。
長距離偵察部隊に所属するも1940年にはフランスがドイツに降伏。
テグジュペリはアメリカに亡命、ちょうどこの頃『星の王子様』の執筆を開始する。
1943年、児童向け小説『星の王子様』を公開後、アメリカ軍の一員として再び欧州へと出兵。
1944年7月31日出撃の後、彼が戻ることは二度となかった。
彼の乗る飛行機を撃ち落としたドイツ兵はテグジュペリのファンでもあり、
空に憧れるきっかけでもあったテグジュペリを撃ち落とした事を知った後は
二度と飛行機に乗ることは無かったと言う。
最終更新:2016年10月04日 22:25