ムウィンド

【元ネタ】ムウィンド叙事詩
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ムウィンド
【性別】男性
【身長・体重】140cm・39kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久EX 敏捷B 魔力A+ 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。

道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。

【固有スキル】
矢よけの加護:B
 飛び道具に対する防御。
 狙撃手を視界に納めていなくても、自動で投擲武装からの回避判定が与えられる。
 ただし超遠距離からの直接攻撃は該当せず、広範囲の全体攻撃にも該当しない。

魔力放出(光):A+
 自身の肉体より魔力の光を放出する能力。
 キャスターが生まれた時より放っていた日輪と月輪の熱光は、一度点火すれば
 周囲にあるものを焼き尽くす、消化不可能の業炎となる。同ランクの「魔力放出(炎)」にも相当。

呪歌:A+
 歌を用いた魔術体系。旋律を付けて発することで万物の心に働きかける。
 自然に働きかける能力の他、長大な詠唱をもって他者の所有物を自身の元へ取り寄せ、
 所有権を奪い取ることが可能。

神々の加護:B
 雷神ンクバ、精霊カヒンドの加護。状況を打破する際に支援行使が行われる。

神罰:A
 雷神・雨神・月神・太陽神、そして天星クビクビによる神意強制令(ディヴァインギアス)。
 キャスターは自らの意思で聖杯戦争参加者以外の生物を殺すことが出来ず、
 過失によって殺害してしまった場合、かつて受けた神罰の苦痛が再現され、その身に降りかかる。

【宝具】
『生絶ち死分かつ王者の徴(カブトゥワーケンダ)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1
 キャスターが二度目に生まれた時に、共に生まれ出でた王位を顕す笏。
 キャスターの危機を察知して自律的に行動し、長距離を飛来して標的に打擲を与え、
 これを受けた者は即座に昏倒し、骨になるまで便失禁・吐瀉状態に陥いる。
 また、「呪歌」と併用することでほぼ完全な治癒能力を発揮し、
 キャスターの行為によって死者となった者に対しては蘇生すらも可能。

『神蝟の七閃(キルカ・ムフラ)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:5~50 最大捕捉:1000
 一瞬にしてトゥボンド村を滅ぼし、異界の洞窟を粉砕した七つの稲妻。
 『生絶ち死分かつ王者の徴』を天に翳し、「呪歌」によって雷神ンクバの助勢を要請することで
 天より巨雷が送り落とされ、範囲内にいる者を掃滅する。
 直撃を受けずとも、レンジ内に含まれる者は感電を免れず、
 七連続に渡る神威の雷撃を感受した者は例外なく灰塵と化す。

『天に比されぬ試煉の星(クビクビ)』
ランク:EX 種別:対星宝具 レンジ:- 最大捕捉:1
 キャスターが生後まもなくして望んだ「完全無欠の肉体」が成就した形姿。
 生まれ持った異能と、鍛冶師達に作らせた鉄製の装備が融合し、常時発動型の防御宝具となった。
 ―――キャスターに与えられた神罰。天界の氷風と雨神による14度の豪雨、
 月神ケンツェの炎と太陽神ケンツェの旱魃による責め苦を体験したことで、
 「星の力」でも破壊すること能わぬ無敵の鎧へと鍛えられているが、
 あくまで破壊することが不可能なのであって、ダメージによる苦痛は軽減出来ない。

【weapon】
『カホムボ』
 キャスターが二度目に生まれた時に、共に生まれ出でた精霊の網。
 縄として使用することも可能で、その長さはほぼ無限。現世と異界を結びつける能力を持つ。

『ワタリケ・トゥ』
 キャスターが二度目に生まれた時に、共に生まれ出でた手斧。


【解説】
アフリカ・ニャンガ民族の英雄叙事詩に語られる幼雄王。
シェムウィンド王は妻達に男児を生むことを禁じたが、一番のお気に入りの妻が男児を身篭ってしまう。
この胎児こそがムウィンドであり、ムウィンドは生まれる前から奇跡を起こし、
生まれた姿は小さな成人男性で、すぐに立ち歩いて言葉を喋った。
評定役達と父王はムウィンドを殺そうとするが、いかなる手段でも息の根を止めることが出来ないので
ムウィンドを太鼓に詰めて河に流したが、ムウィンドは河に流れを遡り、
水竜ムキティと出会い、その妻イヤングラの養子となる。
その地でもムウィンドを殺そうとする者がいたが、ムウィンドはこれを返り討ちにし、
自分を捨て殺そうとした父王への復讐の為に出陣する。
ムウィンドは自身の異能と雷神ンクバの助勢によって父王の村を灰塵に帰すも、
父王は地下世界に逃げ込み、火の周りに住む神ムイサや、創造神シェブルングなどに匿われる。
ムウィンドは幾度も危機に陥りながらこれらの神々に与えられた試練を突破し、父王を追い詰めるも、
ここに至って父王を許し、ここまでの道中で犠牲となった全てを修復・蘇生して地上世界へ帰還する。
父王から正式に王位を授けられ、栄光の只中にあったムウィンドだが、
ある日、狩りの過程で七頭の竜キリムと対峙することになり、これを一撃で屠り、その肉を民に振舞った。
しかしこの行いが天上の神の怒りに触れ、ムウィンドは雷神ンクバによって天界と天上界へ連れ去られて、
神々によるあらゆる神罰を与えられ、天上の星から以後殺生を禁じられる。
一年間の後にムウィンドは地上へと帰還し、神の教えを発布して国を収め、
ムウィンドの名声は広く轟き、周囲の国々がムウィンドに忠誠を捧げたという。

【コメント】
ムイサは殺したし、シェブルングにも賭け事で勝利したので「対神」スキルつけようと思ったが
最後の方で神々に散々打ち据えられているのでナシにした。やっぱり神様には勝てなかったよ……。
網も斧も本当は宝具だが、笏が万能過ぎるので殆ど出番なし。名前は捏造。
鎧宝具は、天下無双ならぬ「天上無双」がコンセプト。毒殺呪殺なら方法次第で突破出来るかも。
適正クラスは、奇跡起こしまくってるのでキャスター。あと斧=剣ってことでセイバー。
王位に着く時に毒の弓矢も手に入れたが、使ってないのでアーチャーにはなれない。
最終更新:2016年10月04日 22:49