【元ネタ】
ランツェレト
【CLASS】キャスター
【マスター】アトラム・ガリアスタ
【真名】マブス
【性別】男性
【身長・体重】175cm・73kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷E 魔力B 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な“工房”の形成が可能。
【固有スキル】
魔術:B
 オーソドックスな魔術を習得。
 精神干渉に優れる。
精霊の加護:A+
 精霊からの祝福により、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
 湖の貴婦人は彼に対し過保護なようだ。
 
【宝具】
『勇者無き城(シャーディル・リ・モルト)』
ランク:C 種別:固有結界 レンジ:20~60 最大捕捉:500人
 キャスターの居城、臆病者と卑怯者しかいない『死の城』。
 取り込まれた者は救いようのない臆病者となり、
 一切の戦闘行動をとる事ができなくなる。
 この宝具に対して勇猛スキルは抵抗の助けにならず、
 逆にスキルランクが高い程ペナルティを課せられる。
【解説】
 『ランツェレト』の登場人物、湖の貴婦人の息子で『死の城』の領主マブス。
 彼は臆病者であり、また臆病者となる事が貴婦人には予め分かっていた。
 そのため貴婦人は彼の為に安全な領地『美しい森』を用意していたのだが、
 当時世界屈指の騎士・ドードーネのイウェレットがその領地を奪い我が物としてしまう。
 本来の領地を失ったマブス、勇敢な者は誰であれ大嫌いな彼は、その性分のままに
 自らの居城へ『招かれずして入る者は勇敢であればあるほど臆病になる』呪いをかけ、
 迷い込んだ騎士を捕らえては牢獄に放り込み、気分次第でその囚人を殺していた。
 そうして彼の城は『死の城』と呼ばれた。
 湖の貴婦人は彼女が養育した名無しの少年(ランツェレト)を送り出す際、
 自分への奉仕としてイウェレットを倒すべし、さもなければ永遠に自らの名前と素性を知る事は
 無いだろう、と告げた。彼は幾度かの冒険と二度の結婚の後、『死の城』へ迷い込む。
 ランツェレトもまた城の呪いに囚われ、マブスは彼を殴りつけて牢獄へと放り込んだ。
 その後、マブスはイウェレットを倒そうとして最も臆病な(つまり、本来ならば最も勇敢な)
 囚人を探しに牢獄を訪れる。囚人の中で最低の臆病者ランツェレトは、呪いから解放されると
 『今後一年は囚人を殺さない事』を条件にイウェレットとの戦いへと赴いた。
 ランツェレトはイウェレットを殺してマブスとの問題を解決し、
 自身の名前を知り、またイウェレットの娘イーブリスと三度目の結婚をしたと言う。
最終更新:2016年10月04日 23:11