【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】チャーリー・チャップリン
【性別】男性
【身長・体重】165cm・70kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E++ 幸運D 宝具E+
【クラス別スキル】
陣地作成:-
“魔術師”のクラスにありながら、魔術師ではないので陣地の構築は不可能。
道具作成:-
“魔術師”のクラスにありながら、魔術師ではないので器具の作成は不可能。
【固有スキル】
専科百般:B
多方面に発揮される芸術の才能。
演技、演出、音楽、資金繰り、
エンチャントなどの専業スキルについて、Dランク以上の習熟度を発揮できる。
対英雄:C
宝具『一人殺せば殺人犯、百万殺せば大英雄(ムッシュ・ヴェルドゥ)』の能力の一端。
英雄を相手にした際、そのパラメーターをダウンさせる。
ランクCの場合、相手のパラメーターをすべて1ランク下のものに変換する。
反英雄には効果が薄い。
カリスマ:D
世界一有名な喜劇役者としての知名度を示す。
特殊な伝承補佐により、“
芸術審美”保有者に対してワンランクアップ。
【宝具】
『一人殺せば殺人犯、百万殺せば大英雄(ムッシュ・ヴェルドゥ)』
ランク:E+ 種別:対衆宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1000人
“殺人狂時代”のラスト台詞から転じた宝具。
その真名が意味するとおり、英雄の定義そのものを曖昧とし、英霊の霊格を下げる宝具であり、
皮肉とユーモラスを込めた“英雄”に対する大々的ネガティヴキャンペーン。
チャップリンの真名と姿が、周囲に広まっていればいるほど、
このキャンペーンが英霊にもたらす霊格減少は大きくなるが、
それを上回る速度で英雄たる武威を周囲に示せば、その方法に関係なくこの宝具から逃れられる。
【Weapon】
『浮浪者スタイルの衣装』
ちょび髭、山高帽、だぶだぶのズボンにステッキと、
チャップリン映画を知らぬ人でも思い浮かぶような衣装一式。
1914年公開のマックス・セネット監督作品でこのスタイルが初お披露目された。
【解説】
本名チャールズ・スペンサー・チャップリン。二十世紀を代表する喜劇王。
両親はともに舞台役者であったが、一歳のころに父が蒸発し、母も七歳のころに極貧から発狂し、
兄シドニーと共に孤児院などを転々とする暗い青春時代を送る。
だが幼少期から路上で芸などを行い、密かに人気を得ていた兄弟は若くして認められてゆき、
いくつか有名な舞台にも立った。
1910年に舞台公演のために渡米した折、映画監督マックス・セネットに見出され、
1914年の「成功争ひ」で銀幕デビュー。同年には早くも監督デビューも果たし、
30本以上の短編映画に立て続けに出演。
幾度もの移籍を経て、夥しいほどの作品を作り続けたが、その渦中で天才は完全主義に目覚め
1921年には計算されたコメディ演出が新しい、初の長編作品「キッド」を発表。
自由な映画制作環境を求めてダグラス・フェアバンクスやメアリー・ピックフォードなどの
当時のスタアらとともに「ユナイテッド・アーティスツ社」を設立したことでも知られる。
トーキー到来後も、一時はその完璧主義ゆえにサイレント映画を貫いたが、
結局は1940年の「独裁者」でトーキー映画に於いても才能を開花させた。
だが、失速は否めず、1947年の「殺人狂時代」はその反米的演出によって共産主義を疑われ、
最後のアメリカ作品「ライムライト」のロンドンプレミアの隙を突かれ、アメリカから追放されてしまう。
追放後はスイスに移住し、イギリスでいくつか映画を撮った後、1977年に死去。
女性関係などに於いて、スキャンダルが絶えないスタアであったとされているが、
これは事実6割、偏見4割といったところである(16歳のリタ・グレイと結婚したのは流石に擁護できない)。
最終更新:2016年10月04日 23:25