郭嘉 奉孝

【元ネタ】三国志
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】郭嘉 奉孝
【性別】男性
【身長・体重】179cm・57kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力D 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:-
 魔道書化した宝具の保有によって魔術師適性を得ているが、
 本人が魔術師ではないので陣地の構築は不可能。

道具作成:-
 魔道書化した宝具の保有によって魔術師適性を得ているが、
 本人が魔術師ではないので器具の作成は不可能。

【固有スキル】
軍略:A
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具や対城宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具、対城宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
 “奇門遁甲”や“中華ガジェット”に頼らない生身の軍略では、後漢末~三国までで最強と言って過言ではない。

直感:C
 戦士としての才能ではなく、軍師としてのインスピレーション。
 いかなる戦況下にあっても十全の用兵能力を発揮できる。
 また“軍を起こすべきか否か”を即座に判断するためにも使用可能。

王佐の才:C+
 王器を持つ者を補佐する才能。
 カリスマの影響下にある場合のみ、あらゆる判定に有利な補正が与えられる。
 特に、気難しい主君の気質を見抜き、相互理解を完成させることに長ける。

病弱:A
 その死の逸話によって付加されたスキル。
 戦闘開始から10ターン後に激しく咳き込み始め、それから5ターンごとにHPの10%分ダメージを受ける。
 ちなみに、この装備(スキル)は外せない。

【宝具】
『魏武孫子兵法書』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:250人
 後漢期に曹操が編纂した、春秋時代の兵法書“孫子”の13篇から成る竹簡写本。
 のちに“皇帝”となった曹操により、“もっとも信頼できる軍師”である郭嘉に送られる宝具である。
 この写本には魏武帝の“皇帝特権”によって魔力炉が後付け搭載されており、
 術者の魔力に関係なく大魔術・儀礼呪法レベルの規模での軍勢召喚を可能とする。

『電光石火の征伐戦略(へいは、しんそくをたっとぶ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:250人
 ――孫子に記された一説を、より峻烈に解釈した軍略たる、“兵は神速を尊ぶ”を具現する宝具。
 『魏武孫子兵法書』を用いて召喚した兵団の敏捷値をA+ランク相当にドーピングする。
 この宝具の真名解放から2ターン後に、兵団は余力を残していようとも消滅し、
 『魏武孫子兵法書』の炉心は10ターンの間使用不可能となる。
 (魔力自己負担による兵団運用は可能だが、魔術師ではない郭嘉にはあまりにも重すぎる消費である)。

【解説】
 乱世の姦雄、曹操孟徳に仕えた軍師。
 予州は陽翟の生まれで、最初は袁紹のもとに志願するが彼が“器”ではないことを見抜いて去る。
 荀彧(演義では筍彧のあと程昱のワンクッションが挟まる)の推挙によって、腹心を失って間もなかった曹操に仕える。
 軍師としての功績は、袁紹が公孫瓚を攻めている間に呂布を攻め滅ぼすことを進言して、
 執拗な追撃の末、呂布をとうとう討つことに成功する。
 官渡の戦いでの大勝後は袁紹の遺児・尚と譚をも執拗に追撃し、彼らを匿った烏丸を攻めて
 単于である蹋頓を討ち取った。
 先読みや洞察にも非常に長け、孫策がその危うさ故に簡単に暗殺されることを見抜いたことや、
 劉備が“器”であることを見抜き、早々に始末することを進言していたことでも知られる。
 その才能から、曹操からは全幅の信頼を置かれていたが、烏丸征伐後に大病を患い、若くして病没(結核であったとするのが定説)。
 曹操はその死を大変に悲しみ、赤壁での敗北後は「奉孝(郭嘉)さえいればこんな無様な敗戦は喫しなかった」とさえこぼしていた。
 と、こう書けば非の打ちどころのない軍師に聞こえるが、非常に素行の悪い人物でもあったらしく、
 陳羣など、一部の人物をは全く相いれなかったらしい。
最終更新:2016年10月04日 23:36