【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】呂雉
【性別】女性
【身長・体重】161cm・54kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力B 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:D+
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
”結界”の形成が可能。
また、結界内では拷問対象を“無理矢理”、“延命”させることができる。
道具作成:B
魔術的な道具を作成する技能。
毒薬の調合に長ける他、人豚や人肉醢をも作れる。
【固有スキル】
カリスマ:C
支配階級としての威圧を示す。
特殊な伝承補佐により、女性に対してワンランクアップ。
男性に対しては妙に潔癖なところがあり、粛清することは大好きだが、
直接手を下す事は滅多にない。
拷問技術:A+
卓越した拷問技術。
拷問全般のダメージにプラス補正がかかる。
凄惨を極める拷問が行なわれる度に、相手には精神ダメージが蓄積され、
それが一定量に達すると自害判定が発生する。
精神汚染:D+
狂信の域に達した肥大した自意識。他の精神干渉系魔術を低確率でシャットアウトする。
同ランクの精神汚染がなくとも一応意志疎通はできるが、
長時間彼女と接していた者は、彼女の“異常行為”を“異常”と認識できなくなる。
【宝具】
『才女は悉く政敵嬲る(チューシン・ビン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人
戚夫人を“人豚”にした逸話の具現。
キャスターの拷問被害者を目の当たりにした者のSAN値を削り取る。
一度目の当たりにするだけでも最大値の25%を持って行かれるため、早急にその場を脱出しないとあっという間に精神崩壊する。
この凄惨な光景に耐えるには、もとから狂っている必要があり、
狂化や精神異常を保有している者に対しては効果はないが、精神汚染の場合は、もとがどれだけ高ランクであろうとも“悪化”する。
これはもちろん、呂雉の精神汚染も“悪化”対象である。
【Weapon】
『中華式拷問キット』
切れ味の悪い刃物や焼き鏝などを筆頭とした、拷問器具一式。
実は本人はこれらの器具を実際に手に取ったことはなく、部下にさせていたのだが、
嫉妬心や狂気から一切の逡巡なくこれらを振るう。
【解説】
高祖・劉邦の正室で、中国三大悪女の一人として名高い女傑。
父である呂氏が劉邦を一目で気に入り呂雉を嫁がせたのが馴れ初め。
時には馬車から突き落とされたりもしたが、呂雉自身は当初は良妻であり、周囲の評判もよかったのだが、
項羽を討ち、天下を平定したのちは豹変し、韓信、彭越、英布など劉邦の臣下を軒並み粛清するよう裏で暗躍していた。
劉邦の死後は悪逆さに磨きをかけ、彼の死後間もなく、最も寵愛を受けていた戚夫人の四肢を斬り落として目と耳を焼きつぶして厠に捨て、
“人豚”にするという凶行に及んだ(息子である盈に見せた結果、彼の心にはトラウマが刻まれ、早死にの結果になった)。
性格も非常に嫉妬深く歪んでおり、どうも夫であるはずの劉邦にすら生前から煙たがられていた節があるが、
その悪名の割に政治能力は本当に高く、漢帝国の安定と秩序構築に尽力したため、
意外なことに司馬遷などは彼女にそれなりの評価を下している。
最終更新:2016年10月04日 23:52