【元ネタ】ラーマーヤナ
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】クンバカルナ
【性別】男性
【身長・体重】30m・150t
【属性】秩序・狂
【ステータス】筋力A++ 耐久A++ 敏捷C 魔力B 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:C
筋力と耐久と敏捷をランクアップさせるが、言語能力を失い、異常な空腹に苛まれている。
休眠状態中は機能停止。
【固有スキル】
飢渇の呪い:A
生前の出自から引き継いだ異常食欲。狂化によって暴走中。
現界に要する魔力が増加し、通常のマスターでは命を数分で削りきるほどの量になる。
休眠状態中は機能停止。
梵天の加護:A+++
ブラフマーから授けられた眠りの呪い。
マスターが許可を与えた場合バーサーカーは休眠状態に入り、維持に必要な魔力が激減する。
しかし休眠状態から起こすには令呪か対軍宝具並の火力が必要であり
また半年経過しない限り自然に目覚めることはない。
免罪認定:C
クンバカルナの場合、人を食らっても“罪”や“悪”の属性的認定を受けない。
さらに高いランクでは、大量虐殺や裏切りの赦免すら可能にする。
【宝具】
『幻炎自在・大食羅刹(クンバ&ニクンバ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:100人
ラーマの矢を防いだ幻術と猿軍に降らせた火の雨。それらが狂化によって渾然一体となったもの。
巨体から放たれる熱風は周囲の光を歪ませ、実際の所在を幻影によって不明瞭にし、
また熱風は敵に触れると周囲を焼く炎に変換される。
クンバとニクンバとはラーマとの戦いで戦死したクンバカルナの息子である。
【Weapon】
『巨体』
いわゆる巨人というものは、その大きさゆえに無条件で強い。
彼らの古い個体は神々の仇敵または巨神として神話に登場するが、
大羅刹クンバカルナもまた"大きい"ために、
通常のサーヴァントとはケタ違いの力を保有している。
【解説】
ラーヴァナの兄弟に当たる巨大なラクシャーサ。
インドラの嫉妬を買うほどの道義的に完璧な精神性を持った高徳の羅刹。幻術の達人。
巨体と暴食の身ながらも、力を発揮するために賢者や僧侶を食っても良いとすらされた。
苦行の果てにブラフマー神の加護を受ける際、彼は"インドラの座(インドラーサナ)"を願おうとしたが、
言葉を司るサラスヴァティーの呪いにより"眠りの座(ニドラーサナ)"を求めてしまう。
しかし死と同義の永遠の眠りは、ラーヴァナの嘆願によって6ヶ月間の眠りに変えられた。
ランカー島戦役で無理やり目覚めたさせられた時、彼は自軍の大義のなさでラーヴァナを諌めたが、
逆ギレを食らい、やむなく戦士としての役目を優先し、参戦、猿どもを大いに食らった。
スグリーヴァを倒し、ハヌマーンを退け、また幻術でラーマの矢をも防ぎ、
神々のアストラを尽く打ち破ったが、ラーマのブラフマーストラに首を落とされた。
最終更新:2016年10月05日 11:23