【元ネタ】ラーマーヤナ
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】スグリーヴァ
【性別】男性
【身長・体重】170cm・72kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運B 宝具B+
【クラス別スキル】
狂化:E
通常時は狂化の恩恵を受けない。
その代わり、正常な思考力を保つ。
【固有スキル】
神性:A
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
太陽神スーリヤの息子であり、物語の最後には英雄ラーマに随って天界へ昇り、
父神と一体化したと語られている。
魔力放出(炎):B
武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
バーサーカーの場合、燃え盛る炎が魔力となって使用武器に宿る。
飛翔:C
インド神話の猿種(ヴァナラ)が備える飛行能力。
強力な跳躍力と合わせてかなりの長時間を飛行することが可能だが、
飛行時間に比例して魔力消費は増大していく。
【宝具】
『日輪よ、万里に轟け(ヴィヴァスヴァット)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大補足:100人
渾身の大咆哮。炎熱を纏う音圧衝撃波(ソニックブーム)。
太陽神の血を喚起し、魔力放出スキルによって放たれる大音量は天空を裂くとも形容され、
その威力は燕人の異名を持つ中華の武人の大喝にも匹敵する。
……が、バーサーカーはこれを敵を誘き寄せる為のものか、鬨の声としてしか認識してない。
『日輪よ、拳固に宿れ(サハスラ・キナラ)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人
羅刹クンバを討ち倒した拳撃。
本来、全身から放出することが可能の魔力炎を、あえて片拳のみに制限することによって
飛躍的に威力を向上させる奥義。その際の威容は「一千の日輪の光線の輝き」と形容される。
発動の際には片拳以外は完全に無防備となり、通常の人間(猿)の肉体強度となってしまう。
【解説】
ラーマーヤナに登場する猿種(ヴァナラ)。猿王スグリーヴァ。
猿種の王妃と太陽神スーリヤの間の息子で、英雄ラーマを助ける為に誕生した半神の一。
元々は猿種の王位は兄
ヴァーリンのものであったが、ヴァーリンがとある阿修羅との戦いに赴き
その帰りが遅く、兄は死んだものと思った為に、代わりとして王位に着いた。
しかし戻ってきた兄がそのことを知って激怒し、スグリーヴァは妻を奪われた上で追放され、
兄から逃れる為に全地方を彷徨うことになり、最終的に兄が入ることが出来ない山に入った。
その後、スグリーヴァはラーマと
ラクシュマナの英雄兄弟と出会い、ラーマはスグリーヴァを救うことを、
スグリーヴァはラーマの妃である
シーターの奪還に協力することを約束し合った。
そして約束通りラーマがヴァーリンを殺すと、ヴァーリンは猿種を率いて
シーターの捜索、羅刹種との大戦に置いてラーマを援助し、活躍した。
物語の最期、天に帰るラーマと共にあらゆる種族の神子たちは天へ帰り、
スグリーヴァも父である太陽神の光輪に入ると語られている。
登場初期はヘタレな部分が目立ったが戦闘能力は高く、羅刹軍との戦争でも大いに活躍した。
ただし、兄ヴァーリンと賢猿
ハヌマトには遠く及ばない。
尚、兄王の死後はスグリーヴァは未亡人となったターラー妃を娶ったが、このターラーは、
一部書籍ではヴァーリンを不意打ちしたラーマを罵って「離別の呪い」をかけたと記されている。
しかし原典に置いてはターラーはヴァーリンの死を激しく嘆いたものの、
ラーマに対して恨みを持つことはなかった。
原典に置いてラーマ(ヴィシュヌ)に「離別の呪い」をかけたのは、ブリグ聖仙である。
【コメント】
パラメーターは狂化する前の表記。音宝具は大体こじつけ。拳宝具ははハンターの「硬」。
ラーマーヤナの猿種は殆ど人間と変わりない理性を備えているものの、
ひとたび宴となると手のつけられない乱痴気となる。これは賢者ハヌマトさえも同様。
その為、猿種は全員がバーサーカー適性を持つという設定。
まあこの猿は乱痴気にはなっていないので狂化ランクは最低。
適正クラスはバーサーカーだが、その辺に落ちてた武器とか大樹とかを使ったり
ぶん投げたりして戦う為、剣・槍・弓も出来るかもしれない。
最終更新:2017年03月22日 21:17