【元ネタ】日本・史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】上毛野形名
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。
【固有スキル】
内助の功:B
配偶者の手助けにより、不利な状況を改善するチャンスを得る。
普段は「座」にいる妻から一時的に魔力が供給されるが、現界して異性と良好な関係を築いた場合、そちらも加えることが可能。
ただしアーチャーの妻を本妻扱いしなかった場合、アーチャーの気苦労が増加する。
仕切り直し:C
戦闘から離脱する能力。
また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。
戦闘続行:E
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。
効果は飲酒中か女を守っていた場合に限定される。
【宝具】
『女子数十(めのことおあまり)』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人
蝦夷征伐に派遣されたものの敗北し、兵も逃亡して砦がほぼ空になったので自らも逃亡しようとしたアーチャーが、
「ここで武門の先祖の名を辱め、後世に嗤われたいのですか」と妻に言われ、酒を飲まされて戦わされた舞台の再現。
妻自らが夫の剣と弓矢を持ち、数十人の女たちに鳴弦させ、勝利を得た。
砦と妻と髪を振り乱した女たちと砦に残っていた男たちが出現し、矢の雨を降り注がせる。
またアーチャーに一時的に軍略:Eのスキルが付与されるが、この効果は普段妻のみを現界させることでも発揮可能。
女子に被害を受けた逸話を持つ英霊には、追加ダメージがある。
【Weapon】
『無銘・大刀』
『無銘・丸木弓と矢』
【解説】
舒明朝に仕えていた武人。上毛野氏は代々武門の家柄であった。
まだ年号もなかった舒明天皇の9年(637)、蝦夷が乱を起こしたので遠征する。
だが結果は宝具説明の通り。一応付け加えておくと、この際アーチャーも酒を飲んでヤケになって指揮をとったことで勝利しており、
この後逃散していた兵をまとめて進軍、撃退していた蝦夷を攻撃し、大勝して捕虜を獲ている。
なお、妻のおかげで嗤われずに住んだこの話以外、史書にアーチャーの事績はない。
同年2月には空に「天狗」が出現しており、一見彗星に似たこの現象あるいは霊獣が兵革の兆しとされていたことから、辻褄を合わせる為に態々紹介された記事という説がある。
最終更新:2016年10月05日 11:40