【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】姫寤生(鄭・荘公)
【性別】男性
【身長・体重】176cm・82kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力D 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:C
“魚麗の陣”の逸話から得た騎乗技能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせる。
【固有スキル】
軍略:B
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
反骨の相:A
周王朝(=天子)への叛逆を行ない、乱世を確固たるものとした諸侯としての気骨と覚悟。
同ランクの「
カリスマ」を無効化する。
【宝具】
『天子射落とす原初の一矢(ホワンティー・シャー)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:10~20 最大捕捉:1人
繻葛の戦いで力の衰えた周王朝の“天子”を射た弓矢。
“王”の属性を持つ者に対して与えるダメージが増加する。
また、その王が“カリスマ”スキルを保有していなかった場合は、そこにさらにダメージを上乗せできる。
『魚麗の陣』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:10~20 最大捕捉:25乗
戦車一乗の前方に伍(五人の歩兵)を配置する、九百年後の後漢時代にも通用する陣形の具現。
最大で一偏(
司馬穣苴の顕した司馬法によれば二十五乗の戦車隊で一偏)の戦車隊を召喚可能。
戦車部隊自体に特殊な能力はない、正面からぶつかる単純攻撃型の宝具。
【Weapon】
『戈』
【解説】
春秋五覇の一人に、稀に数えられることがある鄭公。
鄭国の最盛期を築いた名君の一人に数えられる。
鄭の武公の長男だが、母からは愛情を受けられず、
“逆子”というあからさま過ぎる悪い意味を持つ寤生という諱を付けられたことから嫌われぶりが伺える。
だが武公の意向により結局寤生が公となると、逆に母の愛を一身に受けた弟が叛乱し、寤生はこれを鎮圧。
この不運な君主は周王朝にも冷遇され、土地の明け渡しを強要されたために寤生は来朝をしなくなり、
それがもとで周は連合軍を率いて鄭に侵攻されるのだが、祭仲、高渠弥らとともに出兵し撃破。
連合軍総大将を務めていた“天子”周・桓王に矢傷を負わせた。
才覚はありながら人に恵まれなかった王が死ぬと、鄭国はどんどん力を失ってゆくこととなる。
楚・荘王然り、尊王攘夷を謳う春秋五覇にあって、真っ向から天子に反する彼がなぜ、
五覇に数えられるのは、全く分からない。
最終更新:2016年10月05日 11:42