クトゥルン

【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】クトゥルン
【性別】女性
【身長・体重】152cm・47kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

対英雄:A-
 求婚者相手の決闘に100勝を挙げた女性性。
 男性の英雄と戦う際、相手の全ステータスを2ランクダウンさせる。
 女性相手には意味は無い。

【宝具】
『愛のみが処女月を征服す(モンゴリア・アモーレヴィットリオソ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:一人
 力では侵せない女の愛の象徴。
 彼女が愛情を抱いていないものからの接触・干渉を無効化する宝具。
 乙女の愛を受けぬものは触れることすら許されない。

 冷酷な王女トゥーランドットの心は真実の愛にのみ征服しうるモノだが、
 クトゥルンの拒絶は"家族愛"や"好敵手への好感"といった“愛”にも無効化されうる。
 つまり惚れさせずとも認めさせれば良い。

 尤も、それが至難の業だというのは周知のとおりであるが。

【Weapon】
『弓矢』
 アーチャーは男と並んで弓矢で戦った。
 格闘技と並んで卓越した腕前を持っていたことは自ずと知れる。

【解説】
 カイドゥの娘でクビライの姪。
 14人の兄弟を差し置いて一人父の全幅の信頼を置かれて政治的・軍事的助言を行い、
 戦場においては鷹が鶏を捕らうがごとく捕虜を取ったという。
 マルコ・ポーロによる言及でよく知られる。
 彼女は自分にレスリングで勝ったもの以外とは結婚しないと主張し、
 勝てば結婚、負ければ馬100頭の勝負を設け、一万頭の馬を奪ったが、
 結婚しない理由に近親相姦の噂が立ち始めたので、父の臣下の中から夫を選んだという。
 年代記にはチョロス部の美男と結婚しただとか書かれているものがあるが、
 ラシード・アッディーンはガザンとの恋愛を伝える。
 一説にカイドゥは彼女を後継者に指名しようとして果たせなかったとも。
 父の死後は兄弟オルスの支援を受けてカイドゥの墓を守り
 チャパルとドゥアを含む他の兄弟達からの挑戦に抵抗し続けたという。
 1260年頃の生まれで、1306年に死去。
 クトゥルン・チャガ。クトゥル・ツァガーン。忽禿倫。

 後の西洋芸術におけるトゥーランドットのモデル。
 中国の文献がろくに触れなかった一方で、西洋や中東で言及された女傑。
 「月の輝き(アイユルグ、アイ・ジャルク)」という異名を持っていたとされるが、
 日本では本名ではなく「アイジアルク」という呼び名で知られる。
 だいたいコーエーのせい。
最終更新:2016年10月05日 12:05