李成桂

【元ネタ】李氏朝鮮建国史
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】李成桂
【性別】男性
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
狼顧の相:B
 常に他者の謀略を警戒し、また周囲の隙を窺う気性。
 どれほどに人脈を広げても真の友を得られない孤独の星である。
 策謀の成功率・回避率を向上させる。
 その特性上、軍事から政争に至るまで幅広く効果を発揮する。

気配遮断:B
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。

【宝具】
『伝御刀』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
 李成桂の裏切りと卑劣な人格を象徴する剣。
 儒教的な美談や、竜殺しの逸話を持つ剣だがそれらは全て荒唐無稽な作り話であり、
 実際は王殺しと反儒教の結晶たる悪意の概念礼装である。
 その特性上、善属性の神秘や王の威圧を形あるものとして断ち切る能力を持つ。

【Weapon】
『御角弓』
 伝御刀と同質の武器。
 この弓矢も同様に、悪意の概念礼装と言える宝具。
 現在はセイバークラスでの現界につき保有していない。

【解説】
 李氏朝鮮の建国者である太祖。字は君晋。
 中国人・女真族(満州系)・高麗系モンゴル派閥等、出自はハッキリとはしていない。
 高麗の将軍であった成桂は、元軍の加勢として明の討伐に向うが背を返して高麗王を殺し、
 その息子を傀儡として立て実質的に乗っ取り、
 さらにその息子と、その次の王も殺し、高麗王を称したが、
 元を倒した朱元璋に国名を変えるよう命じられ、元璋に承認された国名朝鮮を名乗るようになる。
 だがこの王の覇道は、中華を凌ぐ儒教大国を自称する李氏朝鮮の国風にあまりにそぐわぬ姦物的なものであるため
 また朝鮮の建国者が朝鮮(高麗)人ではないということが受け入れ難い事実であるためか、
 自己顕示欲と鬱陶しいまでの愛国心が見え隠れする韓国ドラマにあっても彼はあまりいい扱いを受けていない。
最終更新:2016年10月05日 22:50