劉徹(漢・武帝)

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】劉徹(漢・武帝)
【性別】男性
【身長・体重】180cm・89kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力C++ 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。
 粗悪ながら、煉丹術によって黄金を精製できる。

【固有スキル】
カリスマ:A
 支配階級としての威圧を示す。
 人間として獲得しうる最高峰の“圧政を叶える威圧”
 民草はどれだけ疲弊しても、彼に従う以外の選択を取らない(取れない)。

皇帝特権:EX
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、軍略、芸術、厄除けの加護、魔術(仙術、煉丹術)、等。
 ランクA以上ならば、肉体面での負荷(神性など)すら獲得できる。

青銅の杯:C
 武帝が持つ青銅の杯。斉の桓公時代(前漢時代から500年以上前)の竃。
 煉丹術系仙術の一種、祠竃の魔術炉心としての能力を持つが、
 これ自体から高い効果は望めない。

【宝具】
『西極天馬:汗血馬(ブラッディ・エクウス・ハン・ウーディー)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:20~40 最大捕捉:1000頭
 フェルガナ遠征で獲得した汗血馬を、武帝の煉丹術で再現した宝具。
 青銅で構築された汗血馬を精製・召喚する。
 召喚された汗血馬は、青銅の杯を用いて融合・巨大化させることも可能。
 また、錬金術、仙術系の魔術師の場合は、武帝の許可を取り付けることで
 自身の魔術回路と汗血馬を接続し、魔術礼装に格下げしての行使ができるようになる。
 なお、汗血馬の容姿は“馬踏飛燕”に類似する。

『女神の蕩桃(シィワン・タオシー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:2人
 西王母より与えられ、共に食した仙桃七顆。
 武帝に与えられる桃は五つで、予め食しておくことで、死亡しても五回までなら自動的に蘇生(レイズ)がかかる。
 残りの二つは西王母のものなので、例え武帝自身であっても、
 食べようとすると神霊レベルでの阻害干渉が発生する。

【Weapon】
『汗血馬』
 大宛(フェルガナ)国産の、血のような汗を流して走る馬。
 これは青銅製のものではなく、フェルガナ遠征で獲得した三千の汗血馬のうちの一頭。
 どのクラスで現界しても呼ぼうと思えば呼べるし、乗ろうと思えば乗れる。

【解説】
 前漢最盛期を担い、史上初めて“武”の諡号を奉られた皇帝。
 文景の治によって充実した国庫をもとに絶えず侵略戦争を行ない、
 劉邦以来漢帝国を苦しめ続けた匈奴よりの軛を解き、漢の国土を大いに拡張することに成功するが、
 この侵略戦争によって民は当然重税に苦しめられ、黄河の治水放棄によって多くの人間を餓死させた。
 また、行き過ぎた厳法を敷いて、太子も含めた多くの民に残酷な刑を下し、
 晩年にはそれらの施政に対して後悔の念を抱いたが、時すでに遅し。
 武帝が崩ずるころには、祖先が蓄えた国庫はほぼほぼ底をついており、
 漢帝国崩壊の礎も築いてしまった暗君的な一面も持つ。
最終更新:2016年10月06日 12:22