【元ネタ】民間伝承
【CLASS】ライダー
【真名】ポール・バニヤン
【性別】男
【身長・体重】233cm・156kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷D 魔力E 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:E+
騎乗の才能。大抵の乗り物なら何とか乗りこなせる。
その体躯故に何かに乗る機会には恵まれず、スキルランクも相応のものとなっているが、
相棒の『朋友たる青き雄牛』に騎乗する際のみ例外的に有利な補正を得る。
【固有スキル】
樵の心得:A
森林を切り開き、樹木を伐採する技能。
伝説的職能者たるライダーの腕前は並の熟練者とは比較にならず、雄大な原始林すら物ともしない。
植物の属性を持つものに対し、与えるダメージを3倍として計算する。
天性の肉体:B(B+~B+++)
数多くの山河湖水を造成したと謳われるライダーの怪力。
このスキルの所有者は、常に筋力がランクアップしているものとして扱われる。
『大陸踏み均す最頂の巨人』行使に伴い、スキル強度も変動する。
破壊工作:D-
戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。
土木工事技術を活かした地形トラップの考案・設置に長ける。
しかしライダーのそれはいちいち大掛かりなため、見破られやすい。
【宝具】
『朋友たる青き雄牛(ベイブ・ザ・ブルーオックス)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:100人
ライダーの相棒として語られる巨大な雄牛。
真っ青な毛並みとライダーに匹敵する桁外れの剛力を誇る。
開拓者が克服した寒気の象徴であり、敵対者だけを害する冷気を纏う魔獣。
その真価は騎乗時ではなく、ライダーとの連携行動の際に発揮される。
『大陸踏み均す最頂の巨人(ヒズ・ギガンティック・アックスマン)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
荒唐無稽の巨人幻想(
トール・テイルズ)
大衆の野放図な空想により編まれたライダーは“巨大さ”についての縛りを持たず、
現実的なサイズの大男から伝承に近い数十メートル近い巨人にまでその身を変えることができる。
大きさに応じて維持魔力が加速度的に増大するため、その限界を見定めることは困難だが、
もし知名度補正を最大限得られる土地で召喚されたならば、
地理すら容易く作り変える国土創生の大巨人を垣間見ることができるかもしれない。
【Weapon】
『無銘・伐採斧』
無骨な両刃式の斧。
刃の全長が平均的な成人男性の身長を優に超える特注品。
【解説】
アメリカ開拓時代の民話伝承に登場する伝説的な樵。
農夫や樵、猟師を生業とする入植民たちが日々の慰めに語り合ったとされる壮大なほら話を起源に持つ。
曰く、何羽もの巨大なコウノトリによって運ばれてきたとも、生まれた時から身長6メートルを越える巨人であったとも語られ、
自分と同様に巨大な身体を持つ男衆を率いてアメリカ全土の森林を開拓したとされる。
細かい設定は逸話によって異なるが、滑稽さすら漂う「あまりに誇張された大きさ」という要素は一貫しており、
いちいちスケールの大きい、しかし普通人とさして変わらない彼の日常的な活動が
グランドキャニオンや五大湖、ハドソン川といった大地形を生み出した伝説が残されている。
北アメリカ大陸を横断し、未開のフロンティアがすっかり無くなってしまった後は
相棒のベイブと共に未だ深い原生林が残るアラスカへと去っていったという。
最終更新:2016年10月06日 12:23