ダニエル・ダングラス・ヒューム

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ダニエル・ダングラス・ヒューム
【性別】男性
【身長・体重】180cm・76kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C++ 幸運B 宝具D+
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な“工房”の形成が可能。

道具作成:D+
 道具の作成はできないが、霊的エクトプラズムを物質に纏わせることができる。

【固有スキル】
魔術:B
 生まれながらの霊媒体質ゆえに、降霊術を習得している。
 霊に呼び掛けて行なう様々な術の用途は多岐にわたる。

病弱:B
 肺を患っており、サーヴァントとして現界した現在でも過度な運動は行なえない。
 ちなみに、この装備(スキル)は外せない。

【宝具】
『霊界よりおいでませ(Hand of Ghost)』
ランク:D+ 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:10人
 降霊術を用いた魔術宝具。
 周囲の霊的存在に降霊術を以て語りかけることで、その霊の魔力をエクトプラズムに変換し、
 魔力として貯蓄、または魔力エネルギーとして周囲に放出し、
 自分を含めた対象に様々な干渉を行なえる。
 また、実行できる確率は非常に低いものの、“聖杯戦争”という場に於いて、
 現界したサーヴァントに近い英霊を“下ろす”ことも不可能ではない。

【解説】
 19世紀末の英国で一世を風靡した霊能力者。
 幼いころから霊媒能力を持っており、それがもとで暗い幼少時代を送ったものの、
 成長すると叔母の家を出て、各地を転々として権力者たちにも降霊術を披露した。
 内容こそ他の降霊術師とさして変わらぬものの、大衆の目の前で30cm以上空中を浮遊する術は非常に有名。
 他にも手を触れずに楽器を演奏したり、身長を伸ばしたり、部屋全体を振動させるなどの現象を発生させた。
 その術はサー・ウィリアム・クルックスのもと一度科学的な検証がなされたが、
 クルックスはその術を看破することができず、本物と認めた。
 クルックスの他にもA・コナン・ドイルやナポレオン三世などが彼の術を本物と認め、
 また生涯でヒュームは一万五千以上の降霊会に出席したが、
 その中で誰一人として、彼の術の仕組みを見抜けた者はいなかった。
 人格は聖人君子というほどではないが紳士的で清廉潔白。
 自身の術を見世物とすることは好まなかった。
最終更新:2016年10月06日 18:04