【元ネタ】ビルマ年代記
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ドゥッタバウン
【性別】男性
【身長・体重】206cm・161kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷D 魔力B 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
【固有スキル】
カリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
雷神
インドラに授けられた5つの王権象徴物によってランクアップしている。
神々の加護:A
雷神インドラの加護。
17の精霊が守護霊として宿っており、精神干渉と痛覚によるペナルティを無効化するが、
ランサーの徳が尽きた時にこの加護は失われ、同時にインドラより授けられた宝具の所有権も喪失する。
魔眼:C
隷従の魔眼・ギミピックを所有。
かの覚者より王と定められた証であり、この第三の眼を見た者に対しては
ランサーの「カリスマ」は倍化して判定される。
騎乗:A+
騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。
【宝具】
『嚇し糾す征権の槍(アレインダマ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:5~99 最大捕捉:50人
雷神インドラより授けられた投槍。
この槍に標的の真名を記した詔書を付けて投擲すると、
雷気を纏って自動的に標的の元へ飛来し、あらゆる護りを突破し、撃砕する。
標的がこの槍を防御、回避することが出来ても、槍は何度でも空へ舞い上がり、再び来襲する。
標的が降伏の意思を持つと、槍はそれを察知して、襲うことは辞めるが、
ランサーへの契約を即時に結び、以降より標的はランサーの“従僕(サーヴァント)”となる。
本来は対人宝具だが、威力が極めて強力な為、、標的の周囲にいる者を着弾時の破壊余波のみで消し飛ばす。
『勾引す逆鱗の船艇(ナーガチェ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:5~50 最大捕捉:1000人
ナーガより贈られた、竜種を模した船。
本物の竜種に匹敵する耐久力を誇り、並大抵の攻撃では傷一つ付かない。
通常の船は水上、あるいは空気の流れに沿って操舵するか
備えた発動機関によって能動的に運航するが、この船は周囲の水・風を操ることによって運航する。
これは水界を統べる竜種であるナーガの神威の発現であり、
最大発揮時には嵐と瀑布を起こし、それを利用した突進など、攻撃的な使用法も可能。
尚、ランサーはこの船を通じて固有結界として竜国を展開することも出来るが、絶対にやりたがらない。
【weapon】
『ティーラウンタ』
雷神インドラより授けられた剣。
『ワラハカ/ナラギリ』
雷神インドラより授けられた空翔ける神馬と巨大な神象。
『無銘・船』
雷神インドラより授けられた御座船。
インドラによって発動機関(エンジン)が備え付けられている。
【解説】
ビルマ年代記に登場するタエキッタヤー朝を創始した征権王。在位紀元前443-紀元前373年。
かつて覚者ゴータマがビルマの地に訪れた時、小さなモグラがお辞儀したのを見て、
覚者が入滅した101年後に、この地に5つの超自然的兆候が起き、
そしてこのモグラはドゥッタバウンという王に生まれ変わり、偉大な王国を築くと予言した。
―――予言の通り兆候が起きた後、雷神インドラとナーガによってミャンマー史に残る
最古の都タエキッタヤーが建設され、インドラに導かれてドゥッタバウンは王に即位した。
ドゥッタバウンはインドラから神槍アレインダマ、神剣ティーラウンタを初めとした王権の象徴となる神宝を授かり、
更に御座船・鐘と太鼓・馬・象・17の守護霊と六大臣を与えられた。
全てを粉砕すると言われた槍アレインダマに詔書を付け、ドゥッタバウン自らが山頂からこの神槍を投じると、
槍は諸王の元まで飛んで行き、諸王がドゥッタバウンに服従すると決めるまでは頭上から去らなかった。
この様にしてドゥッタバウンは人間世界全てを征服し、何百という王が貢物を送るようになり、
遠く阿修羅やナーガの国までも征服した。ドゥッタバウンの勢威は強大で、歩く毎に踏んだ地面が沈む程だったいう。
しかしある時、寺院の土地を奪った為に鐘と太鼓も神槍も使い物にならなくなり、貢物も届かなくなった。
二人の臣下が何とか貢物を集めることを7年間続けたが、ドゥッタバウンは彼らを信用出来なくなり、殺してしまう。
貢物を得る方法が無くなったドゥッタバウンは、ナーガから贈られた竜船に乗って自ら貢物を集めていたが、
途中で陰謀によってナーガ王妃を失ってしまい、嘆き怒って唾を海に吐き捨てたところ、
完全に善業が尽きてしまい、ナーガの怒りを買い、竜船ごとナーガ国に送られてしまった。
【コメント】
額に生きたモグラの形をした神眼(何だそりゃ)を持っていたというが、ミャンマーでモグラは「プー」というらしく、
間抜けな響きだったので、ミャンマー固有のモグラっぽい動物ギミピックの方を名前にした。
槍で戦力を得て、眼で戦力をアップさせるコンボが可能。
宝具は沢山あるが、実際使ったと書かれていたのは槍(と鐘・太鼓)と竜船だけだったので他はweapon行き。
宝具は強いが、本人は多分戦闘経験ないので近接戦闘になればアッサリ負けそう。
槍や剣の名前が
アノーヤターのものと同じだが、名前だけ同じなのか、
同じものをインドラが複数持ってて所有者によって能力変わるのか、どっちなんでしょうね。
竜船は水中も空中も行ける設定。適正クラスはランサー・ライダー・セイバー。
最終更新:2016年10月06日 18:05