ソルダヌィ

【元ネタ】東シベリア伝承
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ソルダヌィ
【性別】男性
【身長・体重】175cm・74kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具C+++
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用など膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【固有スキル】
千里眼:C
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。

戦闘続行:A
 生還能力。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

【宝具】
『鷹匠嚆矢(ストリェラー・ソーカル)』
ランク:C+++ 種別:対人宝具 レンジ:5~40 最大捕捉:1人
 射放つ矢を巨大な猛禽となす。
 その最大飛翔速度は矢のそれに等しい。
 また悪魔、魔物、魔獣としての属性を持つ者と対峙する際、
 兄の名と共に放つ事で絶大な威力を発揮する。

【解説】
 エヴェンキ族に伝わる英雄、ソドゥ・ソルドンチョ・ソルダヌィ。
 彼は最初の狩人であり、その前に現れた鳥は二度と羽ばたかず、獣は駆ける事が無くなった。
 長い事生きた彼は遍歴の旅に出て、疲れ知らずの早足で歩くうちに悪魔に出会った。
 彼はこの悪魔と三十年間戦い続けるが、最後には悪魔の民を滅ぼす為に生まれた兄
 オルクトゥク・オルダンチャ・オルダヌィを呼び出し、協力してこれを殺した。
 兄は「地下世界の悪魔を殺しに行くが、どれほど遠くにいてもお前が呼べば行こう」と言い、
 弟は「真ん中の世界の果てを探りに行く」と返し、二人は別れた。
 時に歩き、時に自ら射た矢が変じた鳥に掴まって飛んで旅したソルダヌィは
 他にも数体の悪魔を滅ぼし、悪魔に嫁にされかかっていた太陽の娘を娶って故郷へ戻ると、
 先に帰還していた兄も交え幸福に過ごしたという。
最終更新:2016年10月06日 18:21