【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】エイレーネー “アテナイア”
【性別】女性
【身長・体重】170cm・61kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具C+
【クラス別スキル】
気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
完全に気配を断てば発見する事は難しい。
【保有スキル】
皇帝特権:D
本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
該当するスキルは
対魔力、
洗礼詠唱、
カリスマ、話術、
拷問技術、等。
また、宝具の効果の魔改造にも用いられている。
聖人:D
聖人として認定された者であることを表す。
聖人の能力は“攻撃クリティカル時相手の視覚封印”のみに限定される。
【宝具】
『皇帝たるもの十全たれ(エイレーネー・バシリサ)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
皇帝の座への渇望と実の息子の目さえ潰して退位させる所業をミックスした宝具。
ローマ皇帝として即位する最低条件たる「五体満足たれ」を皇帝特権を用いて
“五体満足”であることがその英雄たる最低条件として解釈(曲解、或いは魔改造)し、
エイレーネーの攻撃を喰らって五体満足でなくなった英雄の霊格を減少させ、能力や宝具を封印し弱体化させる。
なお、宝具の文面にはどこを潰してもいいように書かれているものの、
潰す箇所は息子を手に掛けた逸話の強烈さ加減ゆえに“目”でなければならないようだ。
【Weapon】
『杭』
コンスタンティノス六世の両目を潰した杭。
その際の傷がもとでコンスタンティノスはそれからほどなくして死んだとも
【解説】
東ローマ帝国唯一の女帝で、正教会では列聖されている。
夫レオン四世が崩御すると、幼い息子のコンスタンティノスの摂政として政治を取り仕切る。
夫同様、イコノクラスム運動への弾圧を強め、聖像敬拝の復活を事実上成した。
聖人に列聖されてはいる者の、性格は卑劣にして残虐非道で、
息子が成長して意に背くようになれば、ブルガリア遠征の失敗を利用して軍を率いて包囲、
結果として実の息子の目を潰して退位させ、自ら女帝として即位した。
国家元首としても、お世辞にも有能とは言えず、過度な減税やイコノクラスム信奉者の弾圧によって
どんどん人望を失い、
シャルルマーニュを“ローマ皇帝として戴冠”させてしまうという
帝国にとって大損失とも言える失態を犯してしまう。
その結果は、側近に背かれて廃され、ローマ帝国のイサウリア朝は断絶した。
最終更新:2016年10月06日 18:31