【元ネタ】イタリア伝承
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】フランツ・ヴィルヘルム・ド・ブラック
【性別】男性
【身長・体重】174cm・67kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力E 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
【固有スキル】
千里眼:D
視力の良さ。遠方の標的の捕捉距離の向上。
信仰の加護:C
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
【宝具】
『炎毒石血(レタッジョ・デル・ドラーゴ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:5~60 最大捕捉:1人
竜の毒血に浸された矢。
一たび放たれたなら触れた個体を発火させ、突き刺さったものを石化させる。
石化を防ぐには魔力(MGI)の高さが、
発火に対しては矢を武具にさえ接触させない純粋な回避能力が重要となる。
『天恵聖鞍(セッラ・ディ・ジョルジオ)』
ランク:C- 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
聖地より持ち帰った
ゲオルギウスの鞍。
その一端を借り受ける降霊の触媒として働き、
『
竜殺し』『幻影戦馬』の効果をそれぞれ一度だけ使用する事ができる。
【解説】
ドロミーティ・アルプスのマレッベ谷の領主、ブラクン城の主、
大ブラクンことフランツ・ヴィルヘルム・ド・ブラック。
近隣のバディア谷の岩山サス・ドラ・クルシュには一頭の竜が棲んでおり、
翼を広げれば太陽をも暗くするというその巨竜は付近一帯を荒らし回っていた。
事態を憂慮したブラクンは聖地に行ってゲオルギウスを自らの守護聖人に選び、
如何なる敵にも倒されないというその鞍を受け継いで帰還すると一人竜殺しに挑む。
どれほど遠くからでも的を外さない弓の名手ブラクンは竜の心臓を見事に射抜き、
触れるものを焼き尽くし石とする毒の血が流れる中、ブラクンはその偉業を
誰に語るともなく立ち去った。そのため、竜の脅威が去った遥か後になって
羊飼いが巨大な骨の山を発見するまで、彼の偉業が知られる事は無かったという。
竜殺しの後、ブラクンは再び聖地に旅立ったとも、
1582年に宿敵であるバディア谷のコルツ家に闇討ちを受けて殺されたともされる。
最終更新:2016年10月06日 18:47