【元ネタ】三国志 三国志演義 三国志平話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】諸葛瑾 子瑜
【性別】男性
【身長・体重】183cm・60kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷E 魔力B 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”の形成が可能。
【固有スキル】
道術:B
仙人の業を簡易化させた道教系の魔術。
最終的に仙人となり、仙道仙術に達することを理想とする。
三国志平話において諸葛瑾は道士として描かれ、弟の諸葛亮は神仙とされる。
亜聖の仁徳:A
人々の敵意を削ぎ、仲睦まじくさせるスキル。
キャスターがその場にいる場合、敵意を持って行われる行動の成功率が大幅に低下する。
ただし自らが攻撃態勢に移ると亜聖の仁徳のランクは大きく落ちる。
また精神干渉に対する耐性でも無効化可能。
諸葛瑾は顔回(孔子の弟子。亜聖とも呼ばれる)にも例えられた徳の持ち主であった。
【宝具】
『心根模筆(マインドトレーサー)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:2人
対象の思考体系や心情をトレースし、文章化して浮かび上がらせる手紙。
複数の人間を対象とすることで、紙面上で会話を行わせることもできる。
なお、トレースされた対象の心理は、本体から独立したものとして扱われる。
(言わば仮想化されたOSのようなもので、可逆性も持たない)
孫権が遠方で任についていた朱治に強い不満を持った時、
諸葛瑾は物事の道理と朱治の心情を手紙に書いて奉じ、怒りを解きほぐしたという。
【解説】
三国時代、孫呉の武将・家臣。字は子瑜。同じく呉の功臣である張承・歩騭・厳畯とは親友同士。
蜀漢の丞相であり、三国志演義では名軍師として活躍する諸葛亮の兄でもある。
諸葛亮が龍に例えられるのに対し、諸葛瑾は虎に例えられ、
才覚では弟には及ばないが、徳に従う振る舞いをしたと評価された。
若いころに都に出て学問を学んだ後、後漢末の戦乱を避けて揚州に移住。
孫権の姉婿である弘咨に才覚を見出され、魯粛と同じく賓客として遇された。
その性格は温厚篤実であり、よく他者の執り成しをした為に評判がよかった。
また、意見を具申する際も直言を避けて感情を刺激しなかったため、孫権には非常に重用された。
弟の諸葛亮と同様、主君に対する忠誠心も確かなものであった。
互いに使える国の違う諸葛亮とは、公的な付き合いはあっても私的な付き合いは避けており、
臣としての一線を超えることはしなかった。
また、孫権が弟の諸葛亮を家臣に引き入れるように頼んだ時は、
「弟が呉に留まらないのは、私が蜀に赴かないのと同様なのでございます」と断ったが、
その言葉により、ますます孫権から信頼されるようになったという。
劉備と孫権が同盟していた頃は使者として互いを行き来する事が多かったが、
互いの関係が完全に破綻すると、呂蒙が率いた関羽討伐軍に参加し将軍となった。
この後、劉備が関羽の仇討ちの為に大軍を発すると、講和のための書簡を劉備に送ったが、これは拒絶されている。
この頃、諸葛瑾が蜀に内通しているという讒言があったが、
主君である孫権の信頼は変わらず「諸葛瑾が私を裏切らないのは、私が諸葛瑾を裏切らないのと同じだ」とまで言わしめた。
劉備の死去により蜀呉の関係が改善されると、将軍として曹魏との戦いに参戦するようになったが、
その用兵は臨機応変さを欠き、孫権に不満を持たれたという。
晩年、孫権が酷吏の呂壱を重用した結果、君臣の関係にヒビが入ったが、
孫権が誤ちに気づいたことで改善されている。
最終更新:2016年10月06日 18:49