アッシュールバニパル

【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】アシュール・バニパル
【性別】男性
【身長・体重】182cm・72kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力A 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
加虐体質:A
 戦闘において、自己の攻撃性にプラス補正がかかるスキル。
 プラススキルのように思われがちだが、これを持つ者は戦闘が長引けば長引くほど加虐性を増し、
 普段の冷静さを失ってしまう。
 バーサーカー一歩手前の暴走スキルと言える。
 攻めれば攻めるほど強くなるが、反面、防御力が低下してしまう。

カリスマ:A-
 大軍団を指揮する天性の才能。
 恐怖による支配なので能力・統率力こそ上がるものの、兵の士気は減少する。

蔵知の司書:A
 ニネヴェ図書館の膨大な蔵書を読み切るために習得したスキル。
 過去に知覚した知識、情報を、たとえ認識していなかった場合でも明確に記憶に再現できる。

【宝具】
『獅子を狩りし王(ジャイアントキリング・ハンター)』
ランク:C 種別:対獣宝具 レンジ:5~40 最大捕捉:1人
バニパルのライオン狩りに使用された弓。
この弓を使用している間、筋力、敏捷のパラメーターをワンランクアップさせる。
また、神性を持たない人以外の属性を持つ英霊に対して追加ダメージを負わせる。

『王の図書館(ライブラリー・オブ・ニネヴェ)』
ランク:E~A++ 種別:結界宝具 レンジ:- 最大捕捉:
オリエントの知識の集大成ともいえる巨大な図書館。バニパルが生前、集めた文書の数々が収められている。
相手の宝具を文書に訳し、本として収める。収めた本を文字から元の形に戻すことで自らの宝具として使用可能。
正し、訳す際に多少間違った訳し方に寄り意味が歪められてしまうため、ランクが変動する。

【解説】
アッシリア史上でもっとも名高い王
他の王に比べて遠征の記録は少ないものの、帝国の支配をイラン高原と上エジプトまで拡大し、アッシリア史上最大の版図を達成した。
兄のシャマシュ・シュム・ウキンとともに帝国を分割相続し、自身は上位のアッシリア王、兄はバビロニア王となった。
これに不満を感じたシャマシュ・シュム・ウキンは宮廷で依然実力を保っていた祖母のナキアが死去したのを機に、反乱を起こし「海の国」をはじめとする
諸都市を味方につけバニパルに反乱するも、バニパルは海の国を討ち、外交攻勢をかけて南部メソポタミアの諸都市をシャマシュ・シュム・ウキンから離反させ、
二年間にわたる包囲のすえにバビロンを陥落させた。シャマシュ・シュム・ウキンは炎上する宮殿のなかで自害し、
アッシュールバニパルは生き残ったバビロニア人たちを皆殺しにしたという。
また、バニパルは歴代の王たちのなかでもっとも教養に恵まれ、征戦ばかりでなく学問をも愛した人物で、各地から書物や文書を集めて図書館に収めさせたという。
最終更新:2017年01月23日 19:50