ベドウィル

【元ネタ】アーサー王伝説、ウェールズ伝承
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ベドウィル
【性別】男性
【身長・体重】186cm・93kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A+ 魔力E 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

連携攻撃:A
 複数での攻撃に長けていることを示す能力。
 他者と連続、または同時に攻撃を行う際、判定に有利な修正を得る。

機知:C
 状況への素早い対応力。
 不意討ちやフェイント、不測の事態への対処に有利な補正がある。

【宝具】
『薙ぎ払う三の槍兵(ロン・タイル)』
ランク:C 種別:対宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:3人
 両端に穂先をつけた大槍。
 命じれば穂先は分離し、自在に宙を舞って敵を斬り裂く二本の刃となる。
 ランサーと刃の連携は息の合った三人一組の戦士にも勝るという。

『撃ち抜くは九の一槍(ロン・ナウ・グワイス)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:5~50 最大捕捉:1人
 二つの穂先の飛行能力と、柄を握るランサー自身の力を合わせた一撃。
 多段ロケットかムカデ砲の如く段階的に加速して打ち出される一突きは
 通常攻撃の九倍に相当する威力を発揮する。

【解説】
 アルスルに仕える戦士の一人、リドサウの息子である隻腕のベドウィル。
 アルスルの宮廷でも主要な一人であり、キルッフの列挙ではカイに次いで二番目に挙げられている。
 『門番は何者か』でもカイと共に豪勇を謳われ、軍勢であろうと比べるに能わぬ達人とされた。
 彼は九百回聞き、六百回斬り、それは見る価値のあるものだったという。

 カイが巨人ウルナッハに語った事には、
 槍の柄からその穂先が離れ、それが風にさえも血を流させ、再び柄に戻るという特技を持つ。
 またアルスルとキブダルの息子ドリッフを除けばブリテン島に彼ほどの美男はいない
 (ゲスト版英編訳では「彼ほどの駿足はいない」)。

 後代の作品では献酌侍従にしてノルマンディー公ベドウェルス、
 更に後には酒蔵長ルーカン卿の弟ベディヴィア、ベディヴィエールとなった。
 相方のカイ(ケイ)が武勇名声では凋落しながらも重要人物である事は不変だったのと異なり、
 重要な役割を受け持つ場面もあまり無くなった。その最期はローマ遠征での戦死、
 もしくはカムランを生き残りエクスカリバーを返還した後は隠者として過ごした。
最終更新:2016年10月06日 19:05