【元ネタ】聖エフラム伝、ブルターニュ伝承
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】エフラム
【性別】男性
【身長・体重】168cm・60kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力C 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:D
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“結界”の形成が可能。
道具作成:D
魔術的な道具を作成する技能。
聖別された道具を作成し、芳醇な“神の血”を醸す。
【固有スキル】
洗礼詠唱:C
キリスト教における“神の教え”を基盤とする魔術。
その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。
気配遮断:E
サーヴァントとしての気配を薄める。
ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解除される。
【宝具】
『渾々たる生命の水(ウシュクベーハ・トゥレフラム)』
ランク:C 種別:対陣宝具 レンジ:1 最大捕捉:1つ
水場を一つ、周囲のマナを溶かし込んだ霊酒の泉となす。
善いものが飲めば傷の治癒、疲労や魔力の回復、それに肉体強化の効果を発揮する。
魔物、魔獣の類や悪属性の者が嗅げば正体を失う程に悪酔いし、飲めば猛毒となる。
【Weapon】
『アイアグラスの杖』
【解説】
アイルランド王の息子エフラムは信仰に生きる事を婚礼当日に決意し、
新妻エノラを置き去りにして宮廷を離れると、仲間の修道僧と共にブルターニュへ去った。
プレスタン村近くのサン=ミシェルの浜、すぐ近くに大きな洞窟がある浜へと上陸した彼らは
洞窟から這い出てきた竜に驚き、足跡を追われないようにと後ろ向きに去ってその場を離れた。
そこに強壮な戦士アーサー、その頃付近の怪物を殺して回っていた彼が来てエフラムと出会う。
大敵を恐れ隠れ潜んでいた竜の巣穴を教えられ、アーサーは感謝すると竜との戦いを開始した。
しかし長時間の激戦を経ても決着はつかず、竜は巣に戻り、アーサーも疲れ果てて一時撤退する。
渇き、近くに真水の無い事に困るアーサーを見たエフラムは杖で岩を叩き、癒しの水を湧かせた。
アーサーは奇跡の水で渇きと傷を癒され、エフラムはまた祈りにより隠れた竜を誘い出し、
海へと身を投げさせたという(回復したアーサーが再戦して討ち果たした、とも)。
アーサーは自分と血縁のあるエフラムを共に来ないかと誘うも、聖人はこれを断った。
エフラムはプレスタンの村に修道院を営み、夫を追って来たエノラもまた信仰に身を捧げ、
二人は共に512年に亡くなったとされる。
最終更新:2016年10月06日 19:12