【元ネタ】キリスト教、アステカ創世神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】セルピヌス
【性別】男性
【身長・体重】176cm・90kg
【属性】秩序・中立
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C 魔力EX 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:A
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。
道具作成:A+
魔力を帯びた器具を作成できる。
擬似的ながらも聖遺物の複製さえ作り上げる。
【保有スキル】
神性:EX
神霊適正を持つかどうか。
神に創りだされた、または神と同等の存在と言われるため規格外の神性を持つ。
洗礼詠唱:A+
キリスト教における"神の教え"を基盤とする魔術。
その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。
異形:C
蜥蜴のような尾、蝙蝠の羽を生やし、鋭い鉤爪を両手足に持つ異形の姿。
これによりセルピヌスは竜種の因子をその体内に宿している。
【宝具】
『蛇頭の風杖(カンヘル)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1人
蛇の頭を象った杖。
元々カンヘルとはこの杖を指すものだった。
この杖を持っている者は、ランクB相当の
カリスマを得る。
また、風の精霊を宿しており風属性の魔術を自由自在に操れるようになる。
『四龍召喚(ベレシート・トーラー)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
セルピヌスに従う四頭のカンヘル竜たちを召喚し使役する。
それぞれ四方を司り、別々の属性と能力を持つ。
東:白色のカンヘル竜。属性は風。聖なる力で退魔や破邪の能力を持つ。
西:赤色のカンヘル竜。属性は水。他人の傷や病を癒やす能力を持つ。
南:黄色のカンヘル竜。属性は火。茨を操り魔力を吸い取る能力を持つ。
北:黒色のカンヘル竜。属性は地。他人を衰弱させたり器物を劣化させる能力を持つ。
『四龍創世(ブライベット・マイネ・フロイデ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:10~40 最大捕捉:500人
四頭のカンヘル竜を同時に召喚しそれぞれの司る方角に配置することで発動する結界魔法。
固有結界とは似て非なる大魔術。
この結界内は世界創世時を再現しており、光や水、大地などの元となる粒子が漂っている。
これを用いて結界内はセルピヌスの想像どうりに創られてゆく。
また結界中央部には金色の炎が燃えておりこれが粒子を作り出している。
この炎を消してしまうと結界は崩れ去る。
【解説】
カンヘルとは中米土着信仰とキリスト教信仰が融合した、天使的性格を持つ龍人である。
蝙蝠の羽、鉤爪を持つ持つ姿で描写される。アステカ創世神話と深く関連づけられている。
元々は蛇を象った杖を指す言葉が「カンヘル」であり、権力の象徴でもあった。
中米においてキリスト教を布教する際、原住民向けにキリスト教創世神話が作られた。
それによると、主はセルピヌスというカンヘルを作り出し、
さらに後世に生まれた四方を象徴する4匹のカンヘルを支配させたという。
この創世神話において、カンヘルは本来なら蝙蝠の翼という悪魔的姿であるにもかかわらず、
キリスト教下の守護天使とも言える存在になった。
最終更新:2016年10月06日 19:14