源経光

【元ネタ】日本・史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】源経光
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力D 幸運E 宝具C+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
勇猛:D
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。雷に立ち向かおうとして、運悪く死んだ。

天性の肉体:E
 酷いダメージを受けてもなんとか活動できる。
 死の翌日、焼け跡から遺体が「消没」することなく発見された。

【宝具】
『霹靂の兵杖(へきれきのひょうじょう)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:50人
 自らが打たれた雷を薙刀に宿して振るう、あるいは遠距離から放つ。
 時間経過と共にランサーにも負荷が及ぶ諸刃の刃。

【Weapon】
『無銘・太刀』
『無銘・薙刀』

【解説】
 源頼光の玄孫。久安2年(1146)の新暦4月21日に、落雷で死亡した。
 親族である前斎院官子内親王邸で病に臥せっていたところ、にわかに雷鳴が轟いたので「兵杖」を構えていたが、流星の如き物が落ち、腹を二尺割かれたという。
 「累葉武士」でありながら雷公が畏れなかったことは当時椿事とされ、近江国建部社で非法をなした報いとも言われ、
 対照的に傍にいたにも拘らず無事であったランサーの妻については「日頃読誦していた『法華経』普門品の霊験」とされた。
 末法の世に入った時代、「世も末だ」と囁かれる出来事が多く、これもその一つ。
 この時ランサーが所持していた武器はまだ普及しておらず、『本朝世紀』は特に発音を記して「奈木奈多」としている。これが「薙刀」の史料上の初見。
 雷鳴に応じて武器を構えるとこれを避けられるという信仰は、『日本霊異記』、『入唐求法巡礼行記』、
 後世の『七大寺巡礼私記』にも見られ、珍しいことではなかった。
最終更新:2016年10月06日 22:03