【元ネタ】
ウラル・バトゥル、イゼルとヤユク
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】イゼル
【性別】男性
【身長・体重】180cm・75kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
予知:D
魔術系統の一種。Dランクでは重大な危機を夢に見る程度である。
直感:B
戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。
視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。
動物会話:D+
言葉を持たない鳥類との意思疎通が可能。
特に“ウラルとフマイの末裔”とされる白鳥が相手であれば、
人間と同程度の知能を持つものとして会話を成立させられる。
【宝具】
『転変遷剣(ブラト)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1個
山を砕き、川を見出した豪剣。
刃に触れた対象と同調・同化できる特性を持つ剣の力を応用し、
同調を維持したまま剣の属性を転換する事により対象の物質変換を行う。
山を水に、鎧を空気に、肉を石に、城塞を炎に変える事ができるが、
宝具はそのランクにより、意思持つ者であれば魔力(MGI)によって
変換の前に同調を断つ抵抗判定を行える。
【Weapon】
『アクブザト』
母から父に贈られ、息子から更に子孫へと受け継がれてゆく駿馬。
ライダークラスであれば宝具として登録される。
セイバークラスでは騎乗スキルが不足する為、仮に現界していても能力を発揮させるに至らない。
【解説】
勇士ウラルとその三人目の妻フマイの間に生まれた息子。
幼い時分から強壮であり、ウラルの留守を狙い宮殿を襲ったデヴを素手で打ち倒した。
この武勇を目にしたフマイは、一人で戦うウラルの力となるようにとイゼルを送り出す。
カティルの娘から産まれた異母兄ヤユク、ゴロスタンから産まれた次兄ノゴシュ、
父の兄
シュルガンと母の妹アイフルウの間に生まれた従兄弟ハクマルと合流したイゼルは
ウラルのもとへと馳せ参じ、デヴやシュルガンとの長きに渡る戦いへと身を投じた。
ウラルの魂(コト)を継ぐ次代の勇士達は、ウラルと肩を並べたこの戦いにおいても
その死後においても偉大な武功を示し、数多の魔物を打ち倒して人々を助けたという。
ウラルの死後、人や鳥獣が増えて水不足に陥った時、助けを求められたイゼルは当初
シュルガンを攻めてその湖を手にしようと考えた。しかし母フマイが現れ息子を諭す。
父の遺言を忘れたか、デヴの湖を飲んではならない、決して命を潤す事は無いのだから。
深く考え込んだイゼルは、アクブザトから降り山へ登ると、ブラト剣を振り上げる。
何をするのかと見守る人々の前で、イゼルは山を打ち砕き、そこからは川が流れ出した。
後には兄と従兄弟も同様に川を生み出し、四つの川は四人の勇士を讃え名を伝えている。
最終更新:2016年10月06日 22:06