シュルガン

【元ネタ】ウラル・バトゥル、及びその関連作
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】シュルガン
【性別】男性
【身長・体重】186cm・85kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷C 魔力A+ 幸運B 宝具C++
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。

【固有スキル】
怪力:C
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

悪魔の加護:A
 悪鬼からの支援と『杖』の恩恵により、大幅に強化された魔力生成能力。
 ウラル山脈や聖所では制限を受け、魔力ステータスも低下する。

水棲:D
 水の抵抗を受けずに活動できる。
 水中に身体を浸している間、魔力と幸運が一ランク向上する。

【宝具】
『真珠出づる溟海の杖(カフカハ)』
ランク:C++ 種別:対国宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1000人
 悪鬼の王が保管していた真珠の魔杖。
 この杖自体が外付けの魔術刻印として働き、
 持ち主の魔術スキルと無関係に大魔術・儀礼呪法レベルの術行使を可能にする。
 殊に水属性を用いた自然干渉において、国規模の広域殲滅が可能となる。
 持ち主の魔としての特性を強化する事でその能力を高める効力も持つが、
 人間が使い続ければ肉体を悪鬼のものへと徐々に作り変えられてしまう。

【解説】
 バシュコルト(バシキール)の英雄叙事詩『ウラル・バトゥル』の悪役。
 老人ヤンビルゼと老婆ヤンビカの間に生まれた長男で、勇士ウラルの兄。
 後にはデヴ(悪鬼)の頭目となり、ウラルを死に至らしめた。

 旅立ち前の未成年時代から父母の掟を破り兄の権威を振り回し弟に迷惑をかけていたが、
 探求の旅に出た後にはデヴの仲間となり、時としてデヴ達をも裏切りながら
 事態をかき回していた。ウラルから魔法の杖を手に入れた後は完全に人間と敵対し
 何度となく洪水を引き起こし海を作り出しては国を沈めていた。杖を破壊されて
 捕らえられた後には様々に誓いを立てて助命されたが、当然のようにこれに違背。
 デヴに体内から臓器を斬り裂かせてウラルを殺害した後も長くデヴ達の頭目として君臨し、
 ウラルの子孫の中にも彼に与する者が現れたという。
最終更新:2016年10月06日 22:50