ジャン・バプティスト・アリエット

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ジャン・バプティスト・アリエット
【性別】男
【身長・体重】170cm・63kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な“工房”の形成が可能。

道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。
 タロットカードをはじめ、占術に関する様々な道具を作成可能。

【固有スキル】
占術:B
 未来の出来事を窺い知る術。
 独自のタロット占いのほか、手相、占星術など様々な占いに精通する。

数学:D
 数学の知識。
 自著によると代数学の教師だったらしい。

【宝具】
『復元された秘儀の札(グラン・エッティラ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
78枚のタロットカードの中から無作為に1枚引くことで、引いた人物に、カードの暗示する未来を確定させる。
無作為ならどんな方法でもよく、当人の意思も必要ない。攻撃の余波でカードが一枚こぼれ落ちたなどでもカードを引いたことにできる。
暗示される未来は、厳密にはキャスターがそのカードの絵柄を見て得たインスピレーションに基づく。(そのためキャスターが出たカードを確認する必要がある)
引いたカードは変更出来ないが、キャスターは正位置と逆位置を入れ替えることができる。
カードが一枚でも欠けていると使えない。

『七十八片の知恵の書(カーズ・オブ・トート)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:-
キャスターがカードを一枚任意に選ぶことで、その番号に対応する、ヘルメス・トリスメギストスの『知恵の書』の各章に記された秘儀を一時的に行使できる。
錬金術、薬学、占星術、魔術、宇宙の神秘など多岐にわたるが、原書の要約であるためBランク相当の奇跡までしか起こせない。
また扱う術に対してキャスターの魔術師としての格が低いため、高いランクの秘儀は魔力をかなり消費する。
一度使うと選んだカードは消失する。

【Weapon】
『エッティラ・タロット』
キャスターの作った占術用の78枚組タロットカード。
一般的に知られるタロットとは構成が大分異なる。
カードが欠けた場合、道具作成で補充することができる。

【解説】
18世紀のフランスの占い師。筆名はエッティラ(アリエットの逆さ読み)。
クール・ド・ジェブランの説に触発され、タロットカードを神秘と結びつけて、初めて占いの道具として使った人物。
彼は、タロットカードとはヘルメス・トリスメギストスの伝えた『知恵の書』全78章を要約したものであると主張した。
ヘルメス哲学を始め、錬金術、聖書、数学魔術など様々なものを盛り込んで、タロットの体系に独自の大改変を加え、
「エッティラ・タロット」と呼ばれる、自身のオカルティズムに基づくオリジナルのタロットを作成した。
エッティラ・タロットは当時フランスで大流行し、一時期フランスのタロット業界を席巻したという。
エッティラは本来ゲームの道具であったタロットに、オカルト的意味を定着させるきっかけとなり、後のタロットの歴史に多大な影響を与えた。
最終更新:2016年10月06日 22:52