フランシスコ・ザビエル

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】フランシスコ・ザビエル
【性別】男性
【身長・体重】181cm 70kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久C 敏捷D 魔力A 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 神殿に相当する“聖堂”を陣地として形成できる。

道具作成:C
 魔力を帯びた器具を作成できる。

【固有スキル】
聖人:A
 聖人として認定された者であることを表す。
 聖人の能力はサーヴァントとして召喚された時に
"秘蹟の効果上昇"、"HP自動回復"、"カリスマを1ランクアップ"、"聖骸布の作成が可能"から、ひとつ選択される。

カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。
 ザビエルは数々の異国に置いて宣教し、現地人の崇敬を集めた稀有な人物である。

洗礼詠唱:B
 キリスト教における“神の教え”を基盤とする魔術。
 その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。

【宝具】
『洗礼聖腕(ルリケ・デクストラ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:1人
 後に第一級聖遺物となったザビエルの右腕。
 聖性を帯びた右腕は『時間遡行』の概念武装となっており、
 その聖性に触れた存在・現象の時間を逆行ないし停止させることができる。
 また、聖性を飛び道具として放射し、遠距離の相手を対象に取ることも可能。
 死者のよみがえり、嵐の沈静、船から投げ出された小舟の救助、他者の治癒といった数々の奇跡を行った伝説の再現。

【解説】
 カトリック教会の司祭、宣教者。
 イエズス会の創設メンバーの一人であり、
 オーストラリア、ボルネオ、中国、東インド諸島、ゴア、日本、ニュージーランドなどの守護聖人とされる。

 ナバラ王国の地方貴族の家に生まれたが、
 王国はフランスとスペインの紛争の末にスペインに併合されるという憂き目を見る。
 ザビエルの一族は祖国の難を救うために戦場に出て行ったが、
 ザビエル自身はこれを好まず、パリ大学に入学した。

 このパリ大学での学究生活において、イグナチオ・デ・ロヨラら終生の友と出会い、
 モンマルトルの聖堂において神に生涯を捧げるという誓いを立て、
 ロヨラらとともに「神のより大いなる栄光のために」をモットーに『世界宣教』を志すイエズス会を創設した。

 司祭に叙階されたザビエルは、仲間とともにインドに趣き、各地で宣教を行った。
 インド総督を政治面でも支援し、総督と現地の王との折衝を担当したり、迫害される信者の保護を行う一方、
 現地の王族にはキリスト信仰と引き換えにポルトガルの支援を約束し、王位を簒奪させんとした事もあった。

 後にはマラッカ、モルッカ諸島といったインドネシア方面へと足を伸ばして宣教を行った後、日本に上陸。
 誤訳や日本の風俗に対する無理解、仏教徒との対立などで苦しみながらも、
 西洋の進んだ技術や物品を対価に各方面の権力者と知己となり、
 さらに有力大名の一つである大友氏の庇護を受けることに成功した。

 日本にカトリックの地盤を築き上げたザビエルは、
 日本全土の宣教の足がかりとして、日本文化に大きな影響を与えている中国への宣教を計画。
 自身も中国への旅路に出向いたが、その途上で病を発症し、帰らぬ人となった。

 不思議な事にの遺体はいつまでも腐らなかったという。
 また、イエズス会総長の命令で右腕を切断された際には、
 死後50年以上経過しているにも関わらず鮮血がほとばしるという「奇跡」が起こったという。
最終更新:2016年10月06日 22:55