【元ネタ】ラチプレシス
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ラチプレシス
【性別】男性
【身長・体重】195cm・113kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A+ 耐久B+ 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
心眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理” 。
逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
【宝具】
『勇者の萌し(ラチャウシス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
熊の子という出自の証にして、神々に選ばれた勇士であることの徴。
その獣耳が切り落とされない限り、セイバーの筋力と耐久は常時倍化の補正がかかり、
加えて、手に持つ武装も不壊の加護が与えられる。
ただし、この能力を発動している限りは耳を隠すことは出来ず、
片耳を失えば補正も加護も消え、両耳を失えばセイバーの本来のステータスがランクダウンする。
『水底の霹靂(スタブラグス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:10
女神スタブラゼより授かった聖なる鏡。
この鏡は雷神ペルコンスと通じており、真名開放時には鏡からは雷光が発せられ、
これを浴びた者はMGIがC以下ならば無条件で失神。Bの者でもセーブ判定次第で失神する。
Aの者には失神判定はないが、一時的な麻痺効果が与えられる。対魔力でも抵抗不可能。
【weapon】
『無銘・剣』
セイバーの怪力に見合う重い名剣。
幾多の死闘を経ても折れることはなかったが、セイバーが耳を切り落とされた途端に折れてしまった。
【解説】
ラトビアの英雄叙事詩「ラチプレシス」の主人公。
誠実な性格の正義漢で、幼名はラチャウシス(熊耳の若君)であったが、
18歳の時に熊を素手で殺して養父を救ったことでラチプレシス(熊殺し)の名を授かり、それを契機に出立した。
ある時は自らの武勇で巨人を倒し、ある時は魔術師の陰謀にかかり、ある時は神々の助けを得て
数々の冒険を遂げ、魔女婆とその息子の魔物達を退治したことで親友と妻を取り戻し、
ラトビアの地を侵略しようとするドイツ軍とキリスト教徒を追い返した。
しかし、ラチプレシスに恨みを持つ魔術師カンガルスの決死の魔術によって、ラチプレシスの不思議な力の源は
熊を母に持つ証であるその獣耳であることが知られ、刺客
チョールヌイとの試合で耳を切り落とされてしまう。
それでもラチプレシスは負けなかったが、戦う内に二人とも川に落ちてしまい、
勇士ラチプレシスを失ったラトビアは、抵抗するもドイツに征服されてしまった。
著者プンプルスはラトビア各地の詩を一つの物語にまとめ上げ、祖国独立の願いを込めてこの物語を書き出し、
この英雄は今も水底で眠り続けており、いつしかラトビアの敵を倒す為に目覚めることを予言して物語を締めている。
【コメント】
ケモミミで、幼名も「クマ耳っ子」とか萌えますね。女体化しがいありそう。宝具が鏡なのも乙女チック。
倒した魔物の内の一人は、息を吹いて9マイル(14km以上)の森を吹っ飛ばすことが出来るという超バケモノで、
そのバケモノとの戦いでは、肩より下が地面に埋まりながらも、バケモノの攻撃を凌いだりしているので、
窮地に活路を見出す「心眼」はピッタリなスキルである。
別の場面では、ラチプレシスは岩を投げられるだけで為す術なく洞窟に閉じ込められたりしていて、
強さの描写が割りとブレている。スタブラゼは女神というより湖の乙女っぽい感じ。
それにしても、西洋の英雄物語でキリスト教徒を悪としているのは中々珍しいんじゃないだろうか。
適正クラスは特にないが、剣使ったり馬乗ったりしてるのでセイバーかライダーにはなれる。
最終更新:2016年10月06日 23:15