陳宮 公台

【元ネタ】史実・三国志演義
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】陳宮公台
【性別】男性
【身長・体重】168cm・60kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”工房”の形成が可能。

道具作成:A+ 
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 時間と材料さえ十分なら宝具の作成も可能。

【保有スキル】
軍略:C
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

自己改造:C
 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
 このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく
 スキル『他者改造』の派生スキル。

他者改造:A
 他人の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
 肉体と機会との融合施術に長けている。

人間観察:C
 人々を観察し、理解する技術。
 その人間の本質・才能を見抜くことに長けている。

【宝具】
『軍神五兵(ゴッド・フォース)』
ランク:A 種別:対軍・対城宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:1~50人
 キャスターが呂布のために考案した人工宝具。
 切斬、刺突、打撃、薙ぎ、払い、射撃の六つの形態に変化するマルチプルウェポンであり大量破壊兵器。
 『切斬』はあらゆる物理防御を無効化、ないし切断し破壊する大ダメージ攻撃。
 『刺突』はスタン(槍の貫きによる行動封じ)判定かつ縦列の敵を貫通する大ダメージ攻撃。
 『打撃』は巨大な籠手と化して防御力をあげる。もしくは相手の攻撃を受け止め、弾き返す特殊防御。
 『薙ぎ』は横一列の敵を払う大ダメージ。
 『払い』は物理系の行動を弾きながらダメージを与える特殊カウンター。
 『射撃』は大口径による波動砲じみた呂布ビームなど、一人でサーヴァント六人分の宝具を所持する形となっている。
 ただし、本来は呂布の専用宝具のためキャスターは一度につき一形態しか発動できない。

【Weapon】
【解説】
小説『三国志演義』では、中牟県の県令として登場する。董卓暗殺に失敗し洛陽から逃げ出した曹操を捕まえている。しかし一度は捕らえるも、曹操の志に感服し共に逃亡する。
しかし曹操と陳宮は、途中で立ち寄った曹操の知人の呂伯奢の家で、呂伯奢の家族に殺されるのではと疑心暗鬼にかられ、呂伯奢の家族を殺害する。さらに家から逃げ出す途中、曹操は何も知らない呂伯奢をも、口封じのために殺害してしまう。
そのあまりの身勝手さに呆れた陳宮は、彼の寝込んだ隙に暗殺しようと考えるが思いとどまり、一人で東郡へ去っている。
その後、陳宮は東郡で従事を務め、徐州の陶謙とも交流を持つ。曹操が父の仇を討つために徐州に攻め込もうとすると、陳宮は陶謙のために曹操を諫止しようとするが、逆に罵られて追われ、陳留の張邈を頼っている。
そして、史実通りに張邈らとともに呂布を擁立し、兗州を曹操から奪っている。
呂布が曹操に敗れて徐州の劉備の下に逃れると、これに随従していた陳宮は、呂布に進言して劉備を駆逐し、徐州の支配者とさせる。さらに陳宮は、袁術が派遣した使者韓胤と結託し、曹操らに対抗しようと図っている。しかし、密かに呂布の駆逐を狙う陳珪・陳登父子に阻まれ、韓胤は呂布により曹操に引き渡され処刑されてしまう。
その後も陳珪父子に行動を妨害されたため、陳宮は呂布に陳父子を退けるよう諫言するが、容れられず嘆息している。
曹操が徐州へ進攻してくると、陳登の裏切りにより、呂布・陳宮は下邳に追い詰められる。曹操の勧告に応じて降伏しようとする呂布を押し止め、陳宮は弓矢で曹操の本陣傘を射抜いている。
さらに「掎角の勢」を進言して曹操軍を破ろうとするが、呂布の妻厳氏が泣いて呂布を止めたため、実行を取り止めている。敗北後の刑場での曹操とのやり取りは、史実とほぼ同様である。
最終更新:2016年10月06日 23:23