【元ネタ】戦国時代
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】斎藤道三
【性別】男性
【身長・体重】161cm・57kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【固有スキル】
計略:C
物事を思い通りに運ぶための才能。状況操作能力。
戦闘のイニシアティブ判定において常に有利な修正を得る。
マムシの異名を取る国盗りの梟雄だが、最後は息子に計られ命を落とした。
呪術:B
顕密の奥旨を極めたとされる。
日蓮宗の祈祷は密教のそれを取り入れているためか、多分に呪術的であった。
反骨の相:C
権威に囚われない、裏切りと策謀の梟雄としての性質。
同ランクの「
カリスマ」を無効化する。
【宝具】
『一文銭穴通し』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:1人
紐で吊るした一文銭の穴を槍によって通すという、超人的な修練の果てに会得した槍術。
攻撃時の命中判定に有利な補正を得る。
また、敵の防具の隙間から急所を突くことも可能。
斉藤道三は、油を銭の穴に通すパフォーマンスで有名な“一文銭の油売り”としてだけでなく、
銭の穴を通すほどの鍛錬の果てに、槍の達人となったことでも名が知られたという。
『国盗る蝮』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:10~40 最大捕捉:500人
霊脈を汚染し、自身の手で掌握することで心身を害する毒煙を吹き出させる呪法。
毒煙は透明化する事も可能だが、その場合は効力も相応に弱まる。
霊脈に依存するスキルや宝具の影響を破棄する効果もある。
国盗りの物語と、ランサーの異名『マムシ』が合体された結界宝具。
【Weapon】
『素槍』
道三が戦闘に用いた槍。
また、道三は槍の保管に大変気を使い、主君に褒められたこともあるという。
【解説】
戦国時代の大名。織田信長と結婚した濃姫(帰蝶)の父としても知られる。
僧侶、油商人といった来歴から武将として栄達。
謀略を持って主君の土岐頼芸の追放し、一国一城の主にまで成り上がったという。
後世では一代の梟雄と評されるが、近年の研究では上記の国盗りは父子二代で行われたという説が有力。
しかし父子二代として国盗りの経緯の研究はまだ進んでいない。
以下の内容は道三が一代で国盗りを行ったとされていた時代のものである。
京都妙覚寺で僧侶となったが、後に還俗し油商人になったとされる。
この際、漏斗を使わず銭の穴に油を通し、失敗したら無料にするというパフォーマンスで有名になったが、
「その能力を武芸の鍛錬に回せば立派な武士になれる」と言われたことで一念発起し、
槍、鉄砲の稽古をして武芸の達人になったという。
土岐守護の家臣、長井長弘の下に仕官した道三は次第に頭角を顕し、土岐頼芸の信頼を獲得。
頼芸の守護就任、長井長弘の暗殺といった汚れ仕事に、文武両面で貢献したとされる。
(ただし長井長弘の殺害は誤伝とも、時期が違うともされる)
後に頼芸との関係も悪化。
頼芸の弟を毒殺したことを契機に武力衝突を開始し、
一時の苦境を跳ね返して国盗りを成功させ、大名となったという。
織田信長の父、
織田信秀とは軍事衝突の末に和睦し、娘の帰蝶を信長に嫁がせた。
この際、内外でうつけ者と呼ばれていた信長の器量を見抜き、
「我が子らはあのうつけの門前に馬をつなぐことになる」と述べたという。
織田家と和睦したことで後顧の憂いを無くし、美濃の残党勢力を平定した道三だったが、
関係不和の息子、義龍に謀反される。
国盗りの経緯があまりにも悪辣だったことや、義龍が土岐氏の血を継ぐとされていたこともあって
道三に味方する者は殆どおらず、衆寡敵せず敗死したという。
最終更新:2016年10月06日 23:28