【元ネタ】戦国時代
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】織田信秀
【性別】男性
【身長・体重】170cm・68kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。
【固有スキル】
黄金律:C
 人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 信秀は津島、熱田といった経済流通拠点を制することで巨万の富を築き、、
 それを朝廷との外交に注ぎ込むことで、主家を上回る地位と権威を手に入れたという。
鑑識眼:C+
 
人間観察を更に狭くした技術。対象となる人間が将来的にどのような形で有用性を獲得するかの目利き。
 周囲の反対を他所に、信秀は信長を後継者の座に据え続けた。
 
友誼の証明:C
 敵対サーヴァントが
精神汚染スキルを保有していない場合、相手の戦意をある程度抑制し、話し合いに持ち込むことが出来る。
 一時的な同盟を組む際に有利な判定を得る他、騙し討ちにも効果的。
【宝具】
『尾張の銭虎(マネーのとら)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0~5 最大捕捉:1人
 多大な金銭を元手に勢力を広げた逸話と、
 それを託された後継者・信長が天下統一直前まで登りつめた逸話が昇華された宝具。
 所持している財産を消費することで、自身や他者の才能を開花させることができる。
 具体的にはパラメータの強化やスキルのランクアップ、新スキルの獲得などが見込める。
 しかし、令呪の強要があろうと、信秀自身が納得した上で魔力を明け渡さない限り、その効力は発揮されない。
【Weapon】
『素槍』
 直槍や徒槍とも称される、余分な飾りを持たない槍。
 小豆坂の七本槍にちなんでか、ランサーはこの槍を7つ所有する。
【解説】
 戦国時代の大名。『尾張の虎』『器用の仁』といった異名を持つ。
 戦国三英傑の一人、織田信長の父として知られる。
 清洲織田家に仕える庶流の生まれではあったが、
 商業都市である津島や熱田を支配していたことから、その財力を背景に成り上がる。
 今川氏豊を信用させた後、騙し討にして那古屋城を奪い取った事が、勢力拡大の切っ掛けとなった。
 以後、尾張にその勢力を広げながら、朝廷や幕府への献金によって、成り上がりという
マイナスを補う官位という権威までも手に入れた。
 実力・官位共に主家である清洲織田家以上となった信秀ではあったが、守護代家臣という立場は最後まで崩さなかった。
 このため、尾張全域を支配することは出来ないまま、外敵と戦うこととなる。
 対外的には敵である松平清康の不慮の死に乗じて三河に攻め込み成果を挙げるが、
 結果としてこの勝利が松平家の今川家への従属を招き、以後は今川家という大敵と戦わざるを得なくなる。
 また、
斎藤道三の下克上によって追い出された土岐頼芸を庇護したことで、斎藤家とも戦わざるを得なくなった。
 国内の情勢が不穏となっていく中、斎藤家、今川家という強力な敵を両方面に抱える愚を悟った信秀は
 信長と斎藤道三の娘を婚姻させることで斎藤家と和議を結ぶ。
 しかし、今川との対立に終止符を打てないまま、流行病で死去。(暗殺されたとも)
 後継者には嫡子・信長を指名していたが、その素行の悪さから弟・信勝を持ち上げる声が家中で高まり、
 ついには内乱へと発展していくこととなる。
 尤も、信秀の選択の正しさは、その後の歴史が証明したのだが。
最終更新:2017年08月13日 07:17