【元ネタ】三国志 三国志演義
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】曹叡 元仲
【性別】男性
【身長・体重】173cm・64kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:A
騎乗の才能。
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
【固有スキル】
カリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
「天姿秀出」と評されるほどの抜きん出た容貌を持ち、冒しがたい威厳があったという。
皇帝特権:B
本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
人間観察:B
人々を観察し、理解する技術。
ただ観察するだけでなく、名前も知らない人々の生活や好み、人生までを想定し、
これを忘れない記憶力が重要とされる。
名声に秀でるも実力を伴わぬ者を「画餅は食えぬ」と切り捨てた逸話を持つ。
吃音:E
吃音症。交渉に微不利な補正を受ける。
真名の推定がされやすいというデメリットもある。
ライダーが無口なのは、このスキルの影響を隠すためらしい。
【宝具】
『徳衡指南車』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
常に一定の方向を指差す仙人の人形が乗った車。危難を避ける為の正しい道筋を示す。
あらかじめ目標を設定しておくことで因果律を操作し、
どのような妨害行為があろうと必ず目標地点に到達することを可能とする。
さらに、発動中は因果律の守護により、攻撃を車体から逸らす効果もある。
古くは黄帝が軍神蚩尤を打ち破るのに用いたもので、霧に幻惑された軍を正しき方向に導いたという。
他に、
周公旦が南蛮の使者に同様のものを与えて、正しき帰路に導いている。
曹叡が持つのは、神域の絡繰士である馬鈞が作り出したレプリカである。
『水転百戯』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
馬鈞から献上された中華ガジェット。
自立思考型の機械人形たちと、その動力を生み出す水車の2つで構成されている。
また、人形と水車との距離が近いほど必要な動力が少なくなり、大規模な展開が可能となる。
本来の用途は人形芝居だが、他の芸事や戦闘にも転用できる。
【解説】
三国時代、曹魏の第二代皇帝。字は元仲。曹操の孫、文帝曹丕の長男。
幼い頃から聡明であり、曹操から目をかけられていたという。
母の甄氏は父である曹丕との関係が悪化した末に殺され、曹叡自身も冷遇を受けた。
しかし、曹丕が早世したことにより、一転して魏王朝の後継者となる。
皇帝となった後は、特に軍事に秀でた才能を発揮。
蜀、呉の度重なる侵攻に対し的確な判断を下し、さらに遼東の公孫淵を司馬懿に討たせ、魏の優勢を確固たるものとする。
第五次北伐では蜀軍と相対する司馬懿に主力部隊を救援に差し向ける一方、
自身は質、数ともに劣る弱兵で呉の大軍を打ち破ることに成功している。
軍事に比して内政能力はお粗末であり、
家臣の反対や国情を顧みず造営事業に傾倒。魏の国力をすり減らした。
これを農民に収入を与えるための公共事業と見る向きもあるが、
農繁期に農民を駆り出している事や、事業の好影響が首都近辺にしか波及せず、国家全体としては疲弊する一方だった事、
後に司馬一族による簒奪に繋がった事を考えると、重大な誤りであったと言わざるを得ない。
他の政策でも、兵士以外の妻を召し上げて兵士と結婚させ、兵力を確保しようとしたが、
奴隷による身代わりを許し、人身売買を横行させる結果を招くなど、軍事と反比例するかのように失敗ばかりが続いた。
度量については優れたものがあり、諫言した人物であろうとも私情で刑罰に処することは殆どなかったが、
家臣の言うことは聞かないという欠点は変わらなかったため、結果として社稷を傾けてしまったと言える。
最期は曹丕と同じく若くして崩御。
司馬懿と曹爽に後事を託すが、後に二人は対立し、血みどろの政争を繰り広げることになる。
最終更新:2016年10月06日 23:28